タイトル等
非情のオブジェ
現代工芸の11人
会場
東京国立近代美術館工芸館
会期
2004-09-18~2004-12-05
休催日
月曜日(但し9月20日・10月11日は開館)、9月21日、10月12日
開催時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般650(550/450)円、大学生350(250/200)円、高校生200(150/100)円 小中学生は無料 ※( )内は前売り/20名以上の団体料金 ※11月3日は無料
主催者
東京国立近代美術館
概要
戦後、さかんとなったいわゆる「オブジェ」の登場は、工芸に、造形芸術の広い視野において検証される契機をもたらしました。これにより「用途」という拘束から工芸は解き放たれ、自由な創造を保障する安全圏に送り込まれたかのようにみえました。
はたしてオブジェは工芸のひとつの終着点だったのでしょうか。
今回ご紹介する11人の作品は、いずれもすっきりとしていて軽く、そしてどこかプラスティックな印象をもたらします。ガラス、陶磁、染織と向き合う素材・技法は異なりますが、求められる形態やテクスチャーは、工芸制作のプロセスに重ね合わせた作家個々の感性や思考の軸跡として提示されています。その軽やかさは、さらなる高みへ飛躍しようとする意志の表出であり、薄さや透明感は、ものの核心に迫ろうとするまなざしが探り出した造形言語なのです。そこでは、かつての前衛的なオブジェ制作のうちに展開された詩情や隠喩、苦闘の影のようなものはほとんどみられません。物質の美しさに嘆じてもそのなかに沈みきることなく、わくわくと掻き立てながら、ある線からはクール。そこに一種のセンスが生まれるのかもしれません。
ホームページ
http://www.momat.go.jp/
展覧会問合せ先
Tel.03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒102-0091
東京都千代田区北の丸公園1-1
交通案内
東京メトロ 東西線 竹橋駅 1b出口より 徒歩8分
東京メトロ 半蔵門線・東西線・都営新宿線 九段下駅出口2より 徒歩12分
ホームページ
https://www.momat.go.jp/cg/
会場問合せ先
03-5700-8600 (ハローダイヤル)
東京都千代田区北の丸公園1-1
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