タイトル等
企画展
戦記×刀
駆け抜けたサムライたちの夢の跡
会場
林原美術館
会期
2023-04-15~2023-06-18
休催日
月曜日休館(祝日の場合は翌日)、GW(4/29~5/7)は全日開館

【臨時休館について】「暴風警報」「特別警報」が発令されている場合は、臨時休館とさせていただきます。詳細はHPに掲示しておりますのでご覧ください。
開催時間
10時~17時
(入館受付は16時30分まで)
観覧料
一般500円 高校生300円 小・中学生無料
友の会会員、学校メンバーズ加入団体、障がい者手帳提示の方・付添者▶無料
団体(20名様以上)、シルバーカード提示の方▶2割引
主催者
林原美術館
協賛・協力等
後援◎岡山県郷土文化財団 山陽新聞社 RSK山陽放送
概要
日本刀に優美な反りが形成されたのは、平安時代中期に武士=サムライたちが台頭してきたころと時を同じくします。日本刀は武器であるという性質から各時代の必要に応じて製作されてきました。とくにその変化は姿形にあらわれており、サムライたちの活躍により戦乱と平和を交互に経験しながら、その都度少しずつ変化していきました。
こうした日本刀に変化をもたらした戦乱と平和、その中で一所懸命に生き抜いたサムライたちの生き様は、戦で活躍した状況を知らせる書状だけでなく、生き残ったものによって語り継がれ、その活躍は物語となり、さらに絵巻や屏風に描かれ後世に伝えられました。
また、日本刀そのものにもサムライの記録が残っているものがあります。御刀の持つ部分である茎(なかご)には製作地名と作者名、製作年月日を記載するのが通例で、さらに誰のために製作したのかを記載した「為打(ためうち)」と呼ばれる特別注文品が戦国時代ころから多く作られるようになりました。これらは製作した刀匠とそれを注文した武将との関係を示唆する貴重な金石文です。
さらに日本刀はサムライたちの絆を深める役割も果たしました。戦などの褒美として贈られた御刀はその武将の活躍と共に記録され、現代にまで大切に扱われてきました。
本展は平安時代から現代までの日本刀の時代変遷を軸に、それぞれの信念のもと太平を夢見て時代を、戦場を駆け抜けたサムライたちの様々な栄枯盛衰の記録である「夢の跡」をご紹介いたします。
イベント情報
※定員の変更並びに開催の延期もしくは中止の場合がございます。

特別企画
「和菓子とお抹茶の日(その一)」
[お茶席ではありません]
明治21年(1888)創業・130年の歴史をもつ老舗の和菓子屋「松涛園」(岡山県倉敷市玉島)にご協力いただき、展覧会にちなんだ特別な和菓子をお抹茶とともに提供いたします。
※企画展ごとに開催する限定喫茶メニューです。
その都度変わる創意あふれる甘味をご賞味ください。
日時●2023年5月5日(金・祝)10時~14時
場所●林原美術館内 定員●20名(要予約)
お茶菓子代●600円(入館料別途・2割引)

特別講演会
「サムライたちの記録~戦国から太平の世へ~」
サムライたちはどのような記録を残してきたのか。昨年改訂版が発刊された『備前軍記』や『備中兵乱記』(山陽新聞社)を始め、館蔵の『古判手鑑』や『石谷家文書』、武器・武具など、戦国の世を生き抜いたサムライたちの軌跡を最新情報と共にご紹介いただきます。
日時●2023年4月23日(日)13時30分~15時
講師●内池 英樹 氏(岡山県教育庁文化財課 参事)
場所●林原美術館内ロビー 定員●30名(要予約)
参加費●無料(入館料別途)

「書道パフォーマンス」
大きな紙に力強く文字を書く書道パフォーマンス。岡山芳泉高校の美術部の皆さんが描いた絵の上に、書道部の皆さんが迫力ある「ことば」を大書します。高校生の瑞々しい感性で表現された作品と、力強く優雅なパフォーマンスをお楽しみください。
日時●2023年5月7日(日)
13時30分~14時30分
出演●岡山県立岡山芳泉高等学校
書道部・美術部
場所●林原美術館内
参加費●無料(入館料別途)

林原美術館講座「家康どうする」
当館所蔵の美術品などを通じ、歴史をより広く、深く知っていただく機会として開催する美術館講座。今回は「家康どうする」と題して、館長の谷一尚が戦国の世から江戸時代という太平の世を作り上げた徳川家康の様々な葛藤と事績についてお話をいたします。
日時●2023年5月28日(日)13時30分~15時
講師●谷一 尚(当館館長) 場所●林原美術館内ロビー
定員●30名(要予約)
参加費●友の会会員 無料、一般600円(入館料別途・2割引)

ギャラリートーク
会期中の毎週土曜日14時から学芸員によるギャラリートークを行います。
ホームページ
https://www.hayashibara-museumofart.jp/data/731/exhibition_tpl/
会場住所
〒700-0823
岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
交通案内
■JR岡山駅から 徒歩25分
■岡電バス/ 岡電高屋行 県庁前下車 徒歩3分
■宇野バス/ 瀬戸駅前行・四御神行 県庁前下車 徒歩3分
■市内電車/ 東山行 県庁通下車 徒歩7分
■循環バスめぐりん/ 県庁線、県庁・京橋線(Cルート) 県庁前下車 徒歩3分
ホームページ
https://www.hayashibara-museumofart.jp/
岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
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