タイトル等
川内倫子 M/E
球体の上 無限の連なり
会場
滋賀県立美術館
会期
2023-01-21~2023-03-26
休催日
月曜日
開催時間
9:30~17:00
(入場は16:30まで)
観覧料
一般1,300[1,100]円/高大生900[700]円/小中生700[500]円
*[ ]内は20名以上の団体料金
*身体障害者手帳等をお持ちの方と小学生未満は無料
*同時開催の常設展もご覧いただけます
*年額2,400円(一般)で何度でも観覧いただけるお得な年間パス(滋賀県美メンバーズ)入会受付中
主催者
滋賀県立美術館、朝日新聞社
協賛・協力等
後援:エフエム京都
令和4年度日本博イノベーション型プロジェクト 補助対象事業(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)
概要
川内倫子は1972年に滋賀で生まれ、4才までは滋賀で、その後は大阪で育ちました。
川内の写真は柔らかい光をはらんだ独特の淡い色調を特徴とし、初期から一貫して、人間や動物、あらゆる生命がもつ神秘や輝き、儚さ、力強さを撮り続けています。
川内のまなざしは、身の回りの家族や植物、動物といった存在から、火山や氷河といった壮大な自然に対してまで等しく注がれています。
日常にある儚くささやかな対象と、長い時を経て形成される大地の営みとが、独自の感覚でつながり、同じ生命の輝きを放っているところに、川内の作品世界の大きな魅力があるといえます。

タイトルにもなっている〈M/E〉は、本展のメインとなる2019年以降に撮影された新作のシリーズです。
〈M/E〉とは、「母(Mother)」、「地球(Earth)」の頭文字であり、続けて読むと「母なる大地(Mother Earth)」、そして「私(Me)」でもあります。アイスランドや北海道で撮影した火山や流氷と、コロナ禍で撮影された日常の風景とは、一見するとかけ離れた無関係のものに思えますが、どちらもわたしたちの住む地球の上でおこっており、川内の写真はそこにある繋がりを意識させます。
本展は、人間の営みや自然との関係についてあらためて問い直す機会となることでしょう。

川内は、写真集『うたたね』『花火』(リトルモア、2001)の2冊で第27回木村伊兵衛写真賞を受賞して以降、今日まで精力的に写真集の刊行や個展の開催を行ってきました。
本展は、国内では6年ぶりとなる、そして故郷である滋賀でははじめての大規模個展です。
この10年の活動に焦点を当て、未発表作品を織り交ぜながら川内の作品の本質に迫ります。
イベント情報
[関連特集展示]
企画展の開催に合わせ、川内の作品の中でも特に滋賀と関わりの深い作品を、展示室2で特集展示します。
「川内倫子と滋賀」
2023年1月11日(水) - 5月7日(日)
休館日=月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
会場=滋賀県立美術館 展示室2
入場料=企画展のチケットで無料で見ていただけます。
特集展示のみ観覧の場合は一般540円となります。
*その他入場料の詳細は公式HPをご覧ください。

[関連イベント]
「講演会 光と闇の連なりをめぐって」 ※事前申込制
篠原雅武(哲学者)
日時:2023年2月12日(日)
場所:滋賀県立美術館木のホール

「写真とピアノによるセッションライブ」 ※事前申込制
川内倫子(写真家)×haruka nakamura(音楽家)
日時:2023年3月18日(土)
場所:滋賀県立美術館木のホール

*ギャラリートーク等、詳細は当館HPでご確認ください
ホームページ
https://rinkokawauchi-me.exhibit.jp
会場住所
〒520-2122
滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1
交通案内
◎公共交通機関をご利用の場合
JR琵琶湖線(東海道本線)「瀬田駅」(京都駅から普通電車で約17分)下車、バス「滋賀医大」「大学病院」行にて「文化ゾーン前」下車、徒歩約5分

◎お車をご利用の場合
新名神高速道路「草津田上インター」から約5分
※なるべく公共交通機関をご利用ください。
※お身体の不自由な方は、びわこ文化公園東駐車場の有人ゲートからお車を乗り入れて、美術館前までお越しいただけます。
ホームページ
https://www.shigamuseum.jp/
滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1
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