タイトル等
パラミタミュージアム開館20周年
川瀬巴水
旅と郷愁の風景
会場
パラミタミュージアム
会期
2023-02-03~2023-03-28
休催日
※会期中無休
開催時間
午前9時30分~午後5時30分
(入館は午後5時まで)
観覧料
一般1,000円(4枚セット券3,000円)/大学生800円
高校生500円/中学生以下無料
主催者
公益財団法人岡田文化財団パラミタミュージアム
協賛・協力等
後援:中日新聞社、朝日新聞社、読売新聞社、NHK津放送局、三重テレビ放送
特別協力:渡邊木版美術画舗
資料提供:大田区立郷土博物館
企画協力:NHKエンタープライズ近畿、ステップ・イースト
概要
大正から昭和にかけて活躍した木版画家・川瀬巴水(1883~1957)。日本各地を旅し、庶民の生活が息づく四季折々の風景を描き続けた巴水は「旅情詩人」とも呼ばれ、今なお多くの人に愛されています。その巴水に影響を与えたのが、版元の渡邊庄三郎です。庄三郎は浮世絵の技術を継承しながらも、新しい時代の版画芸術として「新版画」を推進、巴水は庄三郎や、高い技術を誇る彫師・摺師らと協業しながら、日本国内における木版画の「芸術作品」の制作に励みました。
巴水の創作活動が順調に進んでいた1923(大正12)年、関東大震災が発生し、この震災で庄三郎は作品や版木のほとんどを、巴水は写生帖を焼失してしまいました。早々に店の再建に取り掛かった庄三郎は、憔悴する巴水の背中を押して旅に送り出し、巴水は生涯で一番長い旅に出かけ、各地での写生を基に制作を再開します。この頃から巴水の筆致に変化が生まれ、震災前の作品に比べ、より写実的で鮮やかな色彩の作品が制作されるようになりました。
本展では川瀬巴水の生涯を〈版画の制作を始めた頃から関東大震災が起きるまで〉〈震災を経て変化した作風〉〈太平洋戦争前後から晩年まで〉の3章に分け、代表的な作品と共にご紹介いたします。
この機会に、日本の風景を詩情豊かに描いた、巴水の版画世界をご堪能下さい。
イベント情報
記念講演会「川瀬巴水と新版画」
日時:2月19日(日) 午後2時~午後3時30分
講師:渡邊章一郎(渡邊木版美術画舗 代表取締役)
参加料:無料(要入館券)※整理券を当日午後1時から配布します、先着50名

パラミタコンサート
日時:3月5日(日)午後2時~午後3時
出演:宮崎愛理(サクソフォン)、的場麻理子(ピアノ)
参加料:無料(要入館券)※整理券を当日午後1時から配布します、先着70名
※イベントは諸事情により、中止になる場合がございます
ホームページ
https://www.paramitamuseum.com/plan/exhibition.html
会場住所
〒510-1245
三重県三重郡菰野町大羽根園松ヶ枝町21-6
交通案内
自動車/ 東名阪「四日市I.C.」より国道477号(湯の山街道)を湯の山方面へ約6.5Km

電車/ 近鉄「四日市駅」下車、近鉄湯の山線に乗り換え約25分 「大羽根園駅」下車、西へ300m
ホームページ
https://www.paramitamuseum.com
会場問合せ先
059-391-1088
三重県三重郡菰野町大羽根園松ヶ枝町21-6
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