タイトル等
受贈記念・開館40周年記念
境界をみつめて
奈良原一高写真展
会場
呉市立美術館
会期
2023-02-04~2023-03-26
※新型コロナウイルス感染状況によっては、臨時休館となる場合があります。
最新情報は当館HPやTwitter等でご確認ください。
休催日
火曜日(ただし、3/21(火・祝)は開館し3/22(水)は休館)
開催時間
10:00~17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
一般300(240)円 高校生180(140)円 小中生120(90)円
※( )内は20名以上の団体料金。
※広島中央地域連携中枢都市圏(呉市、竹原市、東広島市、江田島市、海田町、熊野町、坂町、大崎上島町)に在住の高校生以下、呉市在住の70歳以上、はたちのパスポート、障害者手帳等をお持ちの方は無料(要証明書)。
主催者
呉市立美術館、呉市、呉市文化振興財団
協賛・協力等
協力:奈良原一高アーカイブズ
概要
当館では2021(令和3)年度、写真家・奈良原一高(1931-2020)のご遺族より90点の作品をご寄贈いただきました。これを記念して、受贈作品と当館が既に所蔵する奈良原作品をあわせた95点をご紹介いたします。
奈良原は福岡県大牟田市に生まれ、父の仕事の都合で名古屋、金沢、鳥取、松江などを転々としながら高校までを過ごします。早稲田大学大学院で美術史を学び始めた1954年春、九州周遊の旅の途中に長崎県端島(軍艦島)と鹿児島県黒神村を訪れ、そこで暮らす人々の生活や土地の様子を撮影します。そして1956年、「人間の土地」と題した個展にて発表されたこれらの写真は、従来の写真の概念を大きく揺さぶります。個展は同世代から大御所の写真家に至るまで賛否両論の議論を巻き起こし、写真家としての衝撃のデビュー作となりました。
その後の奈良原は、日本からヨーロッパに居を移した経験からもう一度日本の伝統文化を見つめ直す「ジャパネスク」や、アメリカに渡り現地の風景を捉えた「消滅した時間」など、物事や世界の境界に立ち、主観的な視点から対象を捉えた作品を発表し続けました。
本展では奈良原の代表的な5つのシリーズから彼のまなざしが捉えた世界を体験し、写真家・奈良原一高の軌跡を振り返ります。
イベント情報
※ご参加には入館当日の入館チケットが必要です。

【館長講座】「写真と絵画」
日 時:2/25(土)13:30-15:00
講 師:横山勝彦(当館館長)
会 場:地階講座室
定 員:30名(当日先着順)

【担当学芸員によるギャラリートーク】
日 時:2/5(日)、2/23(木・祝)、3/19(日)各日11:00~
会 場:コレクション展Ⅲ会場内
ホームページ
https://www.kure-bi.jp/?cn=100841
会場住所
〒737-0028
広島県呉市幸町入船山公園内
交通案内
●JR広島駅から
呉線快速で30分, JR呉駅下車 約800m

●呉駅前バスのりば③番から
〔音戸・倉橋方面行〕5分, 「眼鏡橋」下車 約200m

●広島バスセンター⑥番から
〔呉本通6丁目行〕50分, 「四ツ道路」下車 約500m

●広島東ICから
広島呉自動車道(クレアライン)経由で30分
ホームページ
https://www.kure-bi.jp/
広島県呉市幸町入船山公園内
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