タイトル等
道南美術のクロニクル
来し方行く末
道南美術の歴史、
ここにあり!
会場
北海道立函館美術館
会期
2022-12-24~2023-03-05
※展覧会およびイベントの予定は、やむを得ず変更となることがあります。その場合は、当館ホームページおよびTwitter、Facebookにて発表いたします。
休催日
月曜日(1/9は除く)、1/10(火)、年末年始(12/29-1/3)
開催時間
9:30~17:00
(ただし入場は16:30まで)
観覧料
一般510(410)円 高大生300(200)円
●65歳以上および中学生以下は無料。 ●( )内は前売り、リピーター割引、どうなんアートリンク、および10名以上の団体料金。
●このほか親子割引など、お得な料金もあります。
主催者
北海道立函館美術館 共催:北海道新聞函館支社
協賛・協力等
後援:函館市、函館市教育委員会、NHK函館放送局、FMいるか
協力:北海道旅客鉄道株式会社函館支社、五稜郭タワー株式会社、函館美術館ボランティアいちいの会
概要
北海道のなかでも古くから本州と交流があった道南地方では、江戸期より多くの美術作品が制作されてきました。
最北の城下町・松前は、江戸中期に小玉貞良(生没年不詳)、後期には蠣崎波響(1764-1826)など異色の日本画家を輩出。1855(安政2)年に開港した箱館(函館)では、西洋からもたらされた絵画技法や写真術を学んだ横山松三郎(1838-84)が足跡をのこしました。明治期にはいると北條玉洞(1850-1923)が絵画専門学校を設立し、道南の美術教育に尽力。1921(大正10)年には、玉洞の教えをうけ、のちに東京で活躍する田辺三重松(1897-1971)などが参加した道内最古の美術団体・赤光社が結成されました。道南の主要な公募団体に成長した同社からは、このほか岩船修三(1908-89)や橋本三郎(1913-89)など道内画壇を牽引するさまざまな画家があらわれています。
戦後は、再興した赤光社や北海道美術協会(道展)に加え、全道美術協会(全道展)、行動美術協会(行動展)などあらたな美術団体がつぎつぎに結成されました。道南の作家たちのなかには地元だけでなく全道・全国規模で活動するものも増え、現在までその活動はさらなるひろがりをみせています。
本展ではこうした流れをふまえ、当館所蔵作品および資料を中心とした54作家83点により、道南美術の魅力をたっぷりとご紹介します。この地域がはぐくんできた美術の精華をおたのしみください。
イベント情報
◎連続美術セミナー
道南美術の研究者による特別イベント。
近世から現代にいたる道南地域の美術史を全4回でたどります!

① 特別講演会「近世道南美術の魅力」
日時:1月28日(土) 11:00より(約60分)
講師:五十嵐聡美氏(北海道立近代美術館学芸部長)

②「近代道南美術の黎明 ―赤光社を中心に―」
日時:2月4日(土) 14:00より(約60分)
講師:田村允英(当館学芸員)

③「戦時下の道南画壇 ―危機の時代と美術―」
日時:2月18日(土) 14:00より(約60分)
講師:田村允英(当館学芸員)

④ 特別講演会 「戦後道南美術の展開」
日時:3月4日(土) 14:00より(約60分)
講師:大下智一氏(北海道立近代美術館リサーチ推進課長)

見どころ解説
本展の見どころをわかりやすくお話します。
日時:①12月24日(土)11:00より ②1月21日(土)14:00より (各約30分)
講師:当館学芸員
いずれも会場/当館講堂(無料) 定員/各25名(当日開始1時間前から整理券配布)

このほか「美術映画会」、「ハコビ・アトリエ」なども予定しています。くわしくは当館ホームページをご覧ください。
ホームページ
https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/hbj/exhibition/program/100
会場住所
〒040-0001
北海道函館市五稜郭町37-6
交通案内
市電
「函館駅前」から 湯の川方面乗車
「五稜郭公園前」下車 徒歩7分

バス
「函館駅前」から 函館バス5-1、6-2、50、59、60、105系統、106ループ27、130系統乗車
「五稜郭公園入口」下車 徒歩3分

タクシー
JR函館駅より 約10分
函館空港より 約20分

※当館ご利用の方は駐車場料金が2時間まで無料になります。
ホームページ
https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/hbj
北海道函館市五稜郭町37-6
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