タイトル等
交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー
会場
島根県立石見美術館
展示室C・D
会期
2022-09-17~2022-11-28
|前期:10月24日まで、後期:10月26日から
施設の開館状況、展覧会の会期、関連プログラムなどが変更・中止になる可能性があります。ご来館の前には、当館ホームページにて最新の情報をご確認ください。
休催日
火曜日
開催時間
9:30~18:00
展示室への入場は17:30まで
観覧料
当日券
一般 企画展1,200(950)円、企画展・コレクション展セット1,350(1,050)円
大学生 企画展600(450)円、企画展・コレクション展セット700(530)円
小中高生 企画展300(250)円、企画展・コレクション展セット300(250)円

前売券
一般 1,000円|大学生 500円|小中高生 200円
*いずれも企画・コレクション展セット料金
*( )内は20名以上の団体料金 *未就学入場児無料
*小中高生の学校利用は入場無料
*各種障がい者手帳、被爆者健康手帳をお持ちの方およびその介助者は1名まで入場無料
*前売券は、ローソン各店(Lコード63398)、グラントワ総合案内カウンターでお求めになれます

敬老週間
下記の期間65歳以上の方(年内に65歳を迎える方も含む)は観覧料無料。年齢を確認できるものを持参ください。
9月17日|土|~23日|金・祝|
主催者
島根県立石見美術館、しまね文化振興財団、中国新聞社、日本海テレビ
協賛・協力等
特別協力:東京国立近代美術館、東京藝術大学、ミサワホーム株式会社
協力:日本航空、ヤマト運輸株式会社 後援:芸術文化とふれあう協議会
助成:一般財団法人地域創造
概要
1910年代から30年代は西欧を中心に日本を含む各地で、様々な「モダン」の形が現れた時代でした。
機能主義に基づく「モダニズム」は、いまだに当時の中心的な動向と見なされていますが、一方で、大衆消費社会が進展したこの時代は、常に新しくあるために装飾することに価値が置かれた、儚き「モダニティ」の時代でもありました。そして、この対立的に捉えられてきた二つの「モダン」は、実際にはいくつもの様態をうちに含みグラデーションをなしており、複雑に関係しながら濃密な時代を作り上げていました。

当時の作家たちは国やジャンルを超えて交流し、情報を共有して同期し合いました。その範囲は、絵画、彫刻から、家具、食器、洋服、さらにそれらを収める建築や都市など、私たちが活動する空間全体におよびます。
生活と芸術を一致させようと総合芸術の実践を掲げたウィーン工房は、フランスのファッションデザイナー、ポール・ポワレと刺激し合い、一方室内装飾や建築を手がけたロベール・マレ=ステヴァンらフランスのモダニストへも大きな影響を与えました。ウィーン工房の生活全般への眼差しはまた、日本で新たな生活様式を模索した森谷延雄や斎藤佳三らにも共有されるものです。同時主義絵画で知られるソニア・ドローネーはファッションの仕事に専心し、建築、家具デザインを手がけたルネ・エルブストらモダニストは都市を彩るショーウィンドウデザインに大きな関心を払いました。そして、ドイツのバウハウスでは女性作家が織物に新たな光を当て、また、同校を離れた作家たちが、グルク・ギービッヒェンシュタイン美術工芸学校を舞台に応用芸術教育に取り組むことになります。

1914年に勃発した人類史上初の世界大戦が象徴するように、この時代の最大の出来事は世界が一気に同期したということでした。本展ではおよそ400点の作品や資料をもとに、急速に変化する社会の中で作家たちがときに交わり、ポリフォニーのように共鳴しながら探求したいくつもの「モダン」の形を紹介します。
イベント情報
スペシャルギャラリートーク
本展を企画した豊田市美術館と当館の担当学芸員が展覧会の見どころを楽しくご紹介します。
9月17日|土|14:00-(13:30より受付)
展示室D入り口前集合
申込不要 / 先着25名 / 参加無料
(企画展観覧券またはミュージアムパスポートが必要)

ドレスコードでプレゼント
10月8・9・10日の3日間をのぞく会期中の土・日・祝日に、金色か銀色のアイテム(アクセサリー類は除く)を身につけてご来場の方、各日先着20名に展覧会オリジナルグッズをプレゼント!

MUSEUM THEATER ミューシア vol.18
音楽会「古典調律で奏でる音楽」
1910-30年頃、ピアノは現代とは異なる調律で弾かれていました。当時アーティストたちが耳にしていた音楽はどんな響きだったのでしょう。第1部は3台のピアノで古典調律と現代の平均律とを聴き比べ、第2部では美術やファッションと関わりの深かったサティやストラヴィンスキーらの楽曲を古典調律でお聴きいただきます。
9月23日|金・祝|13:30開演(13:00開場)
第1部 古典調律聴き比べ: レクチャーコンサート
第2部 ピアノとヴァイオリンの協奏
会場 島根県芸術文化センター「グラントワ」スタジオ1
出演 歌島昌智(ピアノ)、辺見康孝(ヴァイオリン)、日野博(ピアノ調律)
入場料 一般1,500円/会員1,000円(前売・全席自由・定員50名)
・中学生以下無料(要事前申込:TEL 0856-31-1860)
・会員=ホール友の会会員、ミュージアムパスポート会員 グラントワ共通会員
・当日券は各500円アップ
・チケット発売日 8月13日|土|(窓口は9:00-、電話予約受付は12:00- *発売日のみ)
|プレイガイド|島根県芸術文化センター「グラントワ」
総合案内カウンター/ローソンチケット(Lコード63405)
・未就学児の入場はご遠慮ください。
・無料託児サービスあり。9月16日|金|までに要申込(TEL 0856-31-1860)
・車椅子での鑑賞をご希望の方はグラントワまでお問い合わせください。
・当日はクッションや座布団などをご持参ください。

きんさい!グラントワ開館17周年
10月8日|土|に当館は開館17周年を迎えます。
それを記念し、8日、9日、10日を中心に様々なイベントを開催します。詳しくはホームページをご覧ください。

「行ってきんさい食堂」
益田市内の飲食店を利用して「特典引換券」を3枚集めると、下記の期間中観覧料が無料となります。
10月8日|土|~11月28日|月|
*特典引換券配布:10月1日から
(配布は各店舗で無くなり次第終了)

オリジナルグッズプレゼント
10月8日|土|、9日|日|、10日|月・祝|
美術館にご来館の方、各日先着100名にグラントワオリジナルグッズをプレゼント!

ギャラリートーク
(担当学芸員による展示解説)
10月8日|土|、23日|日|
11月3日|木・祝|、20日|日|
いずれも14:00-(13:30より受付)
展示室D入り口前集合
申込不要 / 先着25名 / 参加無料
(企画展観覧券またはミュージアムパスポートが必要)

◎新型コロナウイルス感染拡大防止のため、関連プログラムは定員を減らす場合があります。
展示替え情報
会期中一部展示替えあり|前期:10月24日まで、後期:10月26日から
ホームページ
https://www.grandtoit.jp/museum/functional_and_decorative_polyphony
会場住所
〒698-0022
島根県益田市有明町5-15
交通案内
飛行機で
・「萩・石見空港」から約6km(→連絡バス:JR益田駅まで約10分)
「東京(羽田)」より約1時間30分
・「山口・宇部空港」から約120km
・「出雲空港」から約150km

新幹線で
・山陽新幹線「新山口駅」下車(→山口線:JR益田駅まで約1時間40分)
「東京駅」より約8時間、「新大阪駅」より約5時間
・山陽新幹線「広島駅」下車(→高速バス:JR益田駅まで約2時間30分)

夜行・高速バスで
・石見交通「益田駅」下車
「東京」より約13時間、「大阪」より約7時間30分、「広島」より約2時間30分

JRで
・JR益田駅から約1km(→バス:約5分、徒歩:約15分)

バスで
・JR益田駅から石見交通バス(医光寺行き)約5分(→「グラントワ前」バス停下車)
バスは10分~15分間隔で運行

自家用車で

浜田・松江方面から
・国道9号線
浜田市より約50分・松江市より約3時間30分

萩・下関方面から
・国道191号線
萩市より約55分

山口・防府方面から
・国道9号線
津和野町より約30分、山口市より約1時間30分

広島方面から
・浜田自動車道「浜田IC」から約45km。または「戸河内IC」から約70km
広島市より約2時間
ホームページ
https://www.grandtoit.jp/museum/
島根県益田市有明町5-15
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索