タイトル等
早川重章展
絵画・彫刻の実験、その終わりなき探求
会場
神奈川県立近代美術館 鎌倉
会期
2004-06-12~2004-08-01
休催日
月曜日(但し、7/19は開館)、祝日の翌日(7/20)
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分)
観覧料
一般800(700)円、20歳未満・学生650(550)円、65歳以上400円
()内は20名以上の団体料金です
高校生以下の方、障害者の方は無料です
主催者
神奈川県近代美術館
概要
1924年生まれの早川重章は、絵画を中心に立体作品も多数手がけ、ミニマル・アートや抽象表現主義など、さまざまな要素を批判的に咀嚼しつつ、独自の世界を築きあげてきました。とくに絵画作品における線のストロークは、わたしたちに描画行為の原初的息吹を伝えてくれるかのような比類なき魅力を湛えています。キャンヴァスに油彩というきわめて一般的な手法によって早川は、イマージュの森の中へ、ゆっくりと一歩一歩踏み入ってゆきます。そして平面から立体へ、立体から平面へという終わりの無い反復の中から、今まで見たこともないような形態や、透明感あふれる色彩を出現させて、それらを無限の拡がりのなかへ解き放ってゆくのです。
早川の絵と彫刻のあいだには不思議な呼応関係があります。画面にうごめく無数の線にも、立体作品に使われる布のしわにも、のびやかな愉悦が漂い、自在なる独自のリズムを生み出しています。早川の作品は、深い森の湖面のごとく静謐なものから、内的感情をダイレクトにキャンヴァスに移したものまで、千差万別の表情をもっています。しかしそれらは一貫して、画家の等身大の実感によって支えられているのです。さまざまな視線が注がれるたびごとに、これらの作品群は、静かにそして力強く呼吸しつづけてゆくようです。
現在も旺盛な制作活動を続ける早川重章、その60年代から近代までの代表作(油彩、素描、彫刻、レリーフなど約70点)を回顧展形式で展覧いたします。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/
展覧会問合せ先
電話:0467-22-5000
会場住所
〒248-0005
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮境内
交通案内
■電車
JR横須賀線・江ノ島電鉄線「鎌倉駅」下車、徒歩約10分。

■車
横浜横須賀自動車道路「朝比奈インターチェンジ」から鎌倉霊園を経由して鶴岡八幡宮前へ約4km

鎌倉館、鎌倉別館には駐車場がございません (身障者用駐車スペースを除く)。公共の交通機関をご利用ください。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮境内
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