ヴィジョン・オブ・アオモリは青森ゆかりのアーティストを中心に文化の担い手を紹介してきてきました。18回目となる今回は、デザイナー、アーティストとして活躍の幅を広げてきた青森県八戸市出身の西川©友美をご紹介します。ベジェ曲線で描いたユーモラスなモチーフが特徴的な作品を展開し、近年取り組む木製パネルの大型作品は一見可愛らしく見えますが、聖俗入り乱れる現代社会の縮図にも見えてきます。
惜しくも2021年に急逝しましたが、本展のために構想してきた鬼をモチーフとした新作となるタペストリー作品を初公開します。青森県初の作品公開となる本展、本人いわく津軽の鬼と同じ「やさしい鬼」とともに、皆さんをお迎えできれば幸いです。