タイトル等
イスラームのいろど彩り ペルシア陶器展
会場
松岡美術館
会期
2004-04-24~2004-08-29
休催日
毎週月曜日 (祝日の場合は翌日)
開催時間
午前10時-午後5時(入館は4時30分まで)
観覧料
一般800円/中高大生500円(20名以上の団体は各100円引)
65歳以上・障害者100円引
概要
ペルシア陶器とは、7-8世紀以降のイスラーム時代の、主にイラン(ぺルシア)で製作された陶器を指し、8世紀半ばに成立したアッバース朝(750-1258)時代において初めて独創的なペルシア陶器が確立します。はじめ首都バグダッドを中心としたメソポタミア(イラク)では、白釉陶器、ラスター彩陶器、多彩釉系陶器が発達し、9~11世紀には、イラン東北部ホラーサーン地方のニシャプールやトランスオクシアナ地方のサマルカンドを中心として多彩釉刻線文陶器や彩り華やかな彩画陶器が発達します。
トルコ系の王朝セルジュク朝(1038-1194)の時代になると、ペルシア陶器は最盛期を迎え、複合陶土の使用、釉、装飾技法といった技術面も高度になり、より洗練されたものとなってきます。製作地は中部イランのレイ、サヴェー、カシャ-ン、ゴルガンに移り、青釉陶器、ラスター彩陶器、ミナイ手陶器などペルシア陶器の代表的な作品が生まれます。13世紀成立のイル・ハーン朝(1258-1353)においては、中国陶磁の影響を受けたスルタナバード陶器なども生まれます。
本展では、洗練された鑑賞陶磁コレクションとして知られる館蔵の東洋陶磁コレクションの中から、9世紀から14世紀を中心としたイスラーム時代に制作された彩り豊かなペルシア陶器を展観し、中近東に華開いたイスラーム美術の魅力をご紹介致します。
ホームページ
http://www.matsuoka-museum.jp/
展覧会問合せ先
Tel.03-5449-0251
会場住所
〒108-0071
東京都港区白金台5-12-6
交通案内
■東京メトロ地下鉄南北線・都営地下鉄三田線「白銀台駅」1番出口から徒歩7分
■JR「目黒駅」東口から徒歩15分
■都営バス「目黒駅」東口バスターミナル2番のりば 黒77:千駄ヶ谷駅行 橋86:東京タワー行・新橋駅行「東大医科研病院西門」下車
ホームページ
https://www.matsuoka-museum.jp
東京都港区白金台5-12-6
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