タイトル等
コレクションギャラリー
鉄(くろがね)の技と美2
―姫路市立美術館の刀剣―
会場
姫路市立美術館
会期
2022-01-22~2022-03-03
休催日
月曜日
観覧料
無料
概要
刀剣は、独特の美を持っています。もともとは武器として生まれ、命を賭して用いられましたが、その美しさの根源は用を旨とした機能美から出発しています。また名刀は、単なる武器としてではなく、長年にわたって宝物として、美術品として大切に取り扱われてきた歴史を持っています。

日本の鉄の武器の始まりは弥生時代中期中葉頃、大陸から鉄剣が伝来したことにさかのぼります。日本刀の起源は古墳時代の6世紀末頃で、このころには国内で直刀が製作されました。直刀は、後世と同じような地肌・刃文を持つことがわかっています。その後、武士が勃興した平安時代中期頃に、反りを持つ湾刀(わんとう)が誕生したと考えられています。平安時代から鎌倉・室町時代初期頃までは、刃を下にして腰に佩用(はいよう)した太刀が主流で、主に馬上戦にて使用されました。

戦闘が激化する南北朝時代頃からは、刃を上にして腰帯に指す打刀(うちがたな)が出現し、室町時代中期頃にはだんだん隆盛となってゆきます。戦いが徒歩での接近戦が流行することにより急速に発展してゆき、応仁の乱や戦国期の動乱の時期に頂点を迎えます。江戸時代の武士は、この打刀に加え、脇指を帯に指す形式が主流となります。

この展覧会では、姫路市立美術館の刀剣から、寄贈された古刀・新刀の逸品を紹介します。
イベント情報
現在、イベントは休止中です。
ホームページ
https://www.city.himeji.lg.jp/art/0000007563.html
会場住所
〒670-0012
兵庫県姫路市本町68-25
交通案内
JR・山陽電車 姫路駅より、神姫バス ⑦または⑧乗り場から [3] [4] [5] [61] [62] [64] [81] [82] [84] [86] 乗車約8分、「姫山公園南・医療センター・美術館前」下車すぐ。
姫路駅より 徒歩約20分 (姫路城東隣)。
※美術館には駐車場がありませんので近隣の駐車場(有料)をご利用ください。
※上記路線バスのほか、姫路城ループバスも停車します (停留所は「美術館前」)
ホームページ
https://www.city.himeji.lg.jp/art/
兵庫県姫路市本町68-25
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