紙の博物館では紙に関する本や紙の質にこだわった本を約10,000点収蔵しています。その多くは館内の図書室でどなたでも閲覧できますが、今回はふだん一般公開していない貴重書を中心に、紙の古典的著作や紙の大型見本帳など「紙の博物館ならでは」のこだわりの本を展示します。また、本の歴史を紙との関わりを中心に紹介します。
活字離れが叫ばれて久しい今日ですが、誰でも1冊くらいは夢中で本を読んだことがあるのではないでしょうか。最近は電子書籍なども登場しましたが、紙の本の手軽さやあたたかさは多くの人が感じるところで、まだまだ他の媒体には譲れないものがあります。この展示をとおして、今一度紙の本の魅力に触れていただくことが出来れば何よりです。