タイトル等
花逍遥
花鳥風月に遊ぶ
会場
鎌倉大谷記念美術館
会期
2004-03-30~2004-06-26
休催日
日・月曜日。(祝日は開館の場合は開館、翌日火曜日が休館。ゴールデンウイーク中は毎日開館)
開催時間
10:00~16:00
観覧料
大人 700円
高・大学生 500円
小・中学生 300円
概要
この度開館七周年を迎えた当館では、特別展『花逍遥』―花鳥風月に遊ぶ―を開催いたします。
古来より四季に恵まれ、自然に溶け込み、花鳥風月を友としてきた我々日本人にとって、「花」は生活の中に必要欠くべからざるものであり、「花」を愛で花鳥風月に遊ぶのは自然な事でありました。その日本画の中に描かれた「花」や四季の移ろいは、自ずと西洋絵画とは一線を画し、且つ西洋美術にも影響を与え、日本画独自の世界を映し出しております。本展は、先人達の繊細な感性と自然観を見事に捉えた「花」、そして四季の情景を描いた名品の数々を一堂に展観致します。
清楚さの中に気品が感じられる大観「白梅」、新春の情景を華やかに描いた青邨「紅白梅」、ほのぼのとした雰囲気の郷倉和子「梅林の語らふ」等、巨匠それぞれの多様な梅の描き方をお楽しみ下さい。
日本古来の「桜」である山桜を格調高く描いた御舟「春の山」、清方の代表作「道成寺」・初公開「鷺娘」は、双幅により優美と凄艶の対照的な美しさを一層際立たせています。又、華やかさと凛とした気品で「百花の王」と謳われた牡丹を描いた杉山寧「牡丹」、金泥をぼかした背景に大輪の白牡丹を描いた青邨「牡丹」等もご覧頂きます。
工芸は、アール・ヌーヴォーの中心的役割を果し「ジャポニスムの先導者」と言われたエミール・ガレの没後100年にあたる今春、涼やかな草花模様を配し自然への愛着に溢れた「エナメルガラス花器」等も併せて展示致します。
春爛漫の鎌倉で、日本文化を再認識していただき、名品による『花逍遥』をご堪能下さい。
ホームページ
http://www.komam.co.jp*公開は終了しています
会場住所
〒248-0017
神奈川県鎌倉市佐助1-1-20
交通案内
JR横須賀線・江ノ島電鉄鎌倉駅西口より徒歩10分
神奈川県鎌倉市佐助1-1-20
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