彫刻家・豊福知徳[1925-2019、福岡県三井郡山川村(現久留米市山川町)生まれ]は、1960年から43年間に渡ってミラノを拠点に国際的な活躍を展開した芸術家です。このたび、生前の意思を継いだご遺族、及び一般財団法人豊福知徳財団のご厚意により、晩年の作家の手元に残された113作品が当館に一括寄贈されました。このことを記念し、豊福知徳寄贈記念展「光の探求」を開催します。本展は、今回の寄贈作品を中心に当館所蔵品の中から厳選した約50作品で構成されます。公立の美術館では25年ぶりの個展開催となり、初期から晩年にかけての作品と残された資料で偉大な芸術家の知られざる足跡をたどることができる待望の機会となります。ぜひ会場でご覧ください。