タイトル等
常設展
第1期常設展
会場
高松市美術館
1階常設展示室1・2
会期
2021-04-06~2021-06-20
休催日
月曜日(ただし、5月3日(月曜日・祝日)開館/5月6日(木曜日)休館)
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、5月4日(火曜日・祝日)~5月31日(月曜日)の間、臨時休館いたします。
開催時間
午前9時30分~午後5時
(ただし、特別展開催期間4月17日~6月6日の金曜日・土曜日は、午後7時まで)
観覧料
【一般】 200円(160円)
【大学生】150円(120円)
【65歳以上・高校生以下】無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者は入場無料
※高松市キャンパスメンバーズ制度加盟大学等の学生証所持者は無料
※共通定期観覧券
共通定期観覧券をご利用になると、高松市美術館及び高松市塩江美術館主催の展覧会を、
購入日から1年間何度でも鑑賞できます。
販売場所:高松市美術館1階受付及び高松市塩江美術館
販売価格:1枚3,000円(65歳以上 1枚1,500円)
※持参されたご本人のみ有効です。
※他の割引との併用はできません。
※ご購入の際、65歳以上の方は、長寿手帳等、年齢が確認できるものをお持ちください。
主催者
高松市美術館
概要
[常設展示室1] 現代の肖像
特定の人物の姿を絵画や彫刻で表現する肖像は、古今東西において芸術の主要なジャンルとして、様々に表現されてきました。本人をあるがままに捉えたものにせよ、理想化が施されたものにせよ、肖像には当人の姿のみならず、その人物が生きた時代が何らかの形で映し出されているものです。服装や持ち物あるいは調度品に時代性が宿ることもあれば、技法や材質に特有の時代性が現れ出ることもあります。
この度の展示では、現代の絵画、版画、写真、彫刻作品(11作家13点)を通して、現代という時代性が様々な形で現れ出る肖像の数々をご紹介します。郭徳俊は雑誌『TIME』の表紙を飾る歴代の米大統領と自身の顔を一体化させる写真作品によって、米大統領という現代を象徴する存在と一個人をめぐる関係性について見る者に思考を促します。誰もが知る現代の有名人を扱うという点では、ジャクリーヌ・ケネディや現代アートのカリスマ、ヨーゼフ・ボイスを描いたアンディ・ウォーホルによる肖像も同様で、シルクスクリーンによる反復を伴うクールな表現は、イメージが素早く大量に拡散する現代の特徴を的確に捉えたものといえます。また、野田哲也は愛娘の成長など、ほとんどの場合家庭や日常にのみフォーカスを当てた版画作品を制作しており、背景をトリミングした白昼夢のようなイメージは時間が静止しているかのような印象を与えますが、服装や贈り物などの細部には制作当時の時代性が現れ出ているといえます。
現代アートにおける多彩な肖像表現の数々をお楽しみください。

常設展示室2 磯井如真の軌跡
磯井如真(いそいじょしん)(明治16(1883)年~昭和39(1964)年)は、香川郡宮脇村(現・高松市亀岡町)に生まれました。明治36(1903)年香川県工芸学校用器漆工科を卒業後、大阪の山中商会で、中国の美術工芸品の修理や加工に従事し、様々な工芸技術を修得します。帰郷後、玉楮象谷の遺作を通じて独自の研究を重ね、大正2(1913)年凸版印刷をヒントに、点彫り蒟醤(きんま)を創案。従来の線彫りにはない奥行と立体感を出すことによって、蒟醤の新たな表現領域を生み出しました。昭和2(1927)年帝展に工芸部が設置されると、如真は卓抜した意匠と造形力による独創的な作品を発表し、帝展、新文展を舞台に活躍しました。また、如真は讃岐漆芸を代表する三技法(蒟醤(きんま)、彫漆(ちょうしつ)、存清(ぞんせい))をはじめ様々な加飾技法に習熟しており、創意あふれる技と卓抜した造形感覚には、讃岐漆芸の粋を見いだすことができます。昭和31年(1956)には蒟醤で国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。
今回の展示では、昭和8(1933)年に制作された大作《供養之図 衝立》が昨年度当館に収蔵されたことを記念し、讃岐漆芸に大きな足跡を残した磯井如真の初期から晩年にいたる作品44点をご紹介します。
イベント情報
ギャラリートーク
開催日時:2021年6月5日(土曜日)午後2時~
会場:1階常設展示室
聴講料:無料(ただし観覧券は必要です)
ホームページ
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/event/exhibitions/exhibitions_2021/permanents_2021/da_2021_01.html
会場住所
〒760-0027
香川県高松市紺屋町10-4
交通案内
■ 車で
高松中央ICから
県道43号線を北へ約4km、県道155号を西へ約1km、国道11号を北へ約1km 美術館通りへ

高松西ICから
県道178号を北へ約2km、国道11号を東へ約4km、上天神交差点を北に約4km 美術館通りへ

■ 飛行機で
高松空港から
高松空港リムジンバス 「兵庫町」下車 約30分 750円 徒歩約4分

■ 電車で
JR 高松駅から
徒歩約15分 中央通りを南へ

ことでん 片原町駅から
徒歩 片原町商店街、丸亀町商店街を約10分

■ バスで
・JR高松駅から ショッピング・レインボー循環バス西廻り
「紺屋町」下車 150円 徒歩約3分

・JR高松駅から 東方面下り、南方面下りほか(通勤特急など除く)
「紺屋町」下車 150円 徒歩約3分

・JR高松駅から まちバス
「丸亀町参番街」下車 100円 徒歩約3分

・高速バス
「県庁通り」下車 徒歩 約8分 中央通りを北へ

■ 自転車・バイクで
無料地下駐輪場
美術館通り(美術館北側の通路及び、美術館西側の通路) からスロープを下った位置に入口がございます。
ご利用時間は、美術館の開館時間に準じます。
大型二輪でお越しの方は、駐輪場をご利用いただけません。受付までお申し出下さいませ。
ホームページ
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/
香川県高松市紺屋町10-4
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