タイトル等
特別展
高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.10 ここに境界線はない。/?
会場
高松市美術館
会期
2022-02-11~2022-03-21
休催日
月曜日|3月21日(月・祝)は開館|
開催時間
9時30分~17時
(但し金曜日、土曜日は19時閉館/入室は閉館30分前まで)
観覧料
一般800円(640円)
大学生500円(400円)
高校生以下無料
( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳または精神障害者保健福祉手帳所持者は無料
主催者
高松市美術館
協賛・協力等
<助成>一般財団法人自治総合センター 公益財団法人朝日新聞文化財団 野村財団 公益財団法人熊谷正寿文化財団
<協力>ANOMALY ギャラリー小柳 KKAO株式会社 KEN NAKAHASHI Yoshiaki Inoue Gallery
概要
「高松コンテンポラリーアート・アニュアル」は、独創性、将来性のある優れた作家を発掘、紹介する現代アートのグループ展として2009年のvol.00から始まり、11回目の今回は「ここに境界線はない。/?」をテーマとし、5人の作家を紹介します。
画材や制作方法、テーマやコンセプトが先進的であり前衛的な表現を追求するコンテンポラリーアートは、既成概念を覆し、心の内に引いていた境界線をなくしてくれる存在です。その一方で、社会や人々の意識の中に存在する不当な境界線を明らかにするものでもあります。
蛾や自身の身体をモチーフに、和紙を焦がして模様を描きだす手法で表現するウチダリナ(1990年、東京都生まれ)は、本展では、和紙の作品にくわえて、自身の出自にまつわる出来事を平成という時代に投影させた物語を写真と映像作品で見せます。先史芸術や民俗芸術などを、インスピレーションの源に制作を続ける久保寛子(1987年、広島県生まれ)の、身近な素材を用いた作品は新しい彫刻の可能性を提示します。潘逸舟(1987年、中国・上海生まれ)のイサム・ノグチ設計のモエレ沼公園でのパフォーマンスをもとにした新作ビデオインスタレーションは、人工と自然、自己と他者、現在と過去の対比を想起させ見る者の価値観を揺るがします。「大正生まれの架空の三流画家であるユアサヱボシ」として作品を制作するユアサエボシ(1983年、千葉県生まれ)は、史実を下敷きにした虚構と妄想の世界に私たちを誘います。セクシャルマイノリティーをはじめとする多様性をテーマに、写真や映像、文章、パフォーマンスなど様々な手法で表現する森栄喜(1976年、石川県生まれ)は、社会の中でかき消されてしまう「小さな声たち」を紡いだ音の作品を展示、その中で高松市在住の音響作家のばばまさみ(1995年、兵庫県生まれ)とのパフォーマンスも行います。
作家たちの独自の手法による作品に触れることで、様々な人、もの、ことを知らず知らずの内に分断する「境界線」を飛び越える手がかりを見つけることでしょう。
イベント情報
関連イベント お問合せ・お申込みは高松市美術館(電話087-823-1711)まで

●アーティスト・トーク
2月11日(金・祝)14時~15時30分(13時30分開場)
出演:ウチダリナ、久保寛子、潘逸舟、森栄喜、ユアサエボシ(潘のみ事前収録・映像出演)
1階講堂/先着40名/無料/要電話申込1月21日(金)8時30分
内容:出品作家が自身の作品や制作について、トーク、ディスカッションします。

●森栄喜パフォーマンス
「盗まれた傷たち|Stolen Scars」
2月11日(金・祝)18時~19時
出演:森栄喜(本展出品作家)、ばばまさみ(音響作家)/2階展示室/無料(要観覧券)、当日会場にお越しください。
内容:展示作品に合わせて、身体の動きと音を組み合わせたパフォーマンスを行います。

●ウチダリナワークショップ
「和紙でかたどるカタチ」
2月12日(土)10時~12時
講師:ウチダリナ(本展出品作家)/3階講座室/定員10名
対象:小学生以上
参加費:500円/要電話申込1月22日(土)8時30分~
内容:和紙を使って身近にある物を表現してみましょう!

●久保寛子ワークショップ
「ブルーシートで作ろう!瀬戸内の魚」
2月13日(日)13時30分~15時30分
講師:久保寛子(本展出品作家)/3階講座室/定員10名
対象:小学生以上
参加費:500円/要電話申込1月21日(金)8時30分
内容:ブルーシートを素材にしてオリジナルのおさかなを作ってみましょう!

●ミニコンサート
3月5日(土)13時30分~14時
演奏:(フルート)辻村彩、藤田哲志、(テノール)若井健司、(サックス)藤田亜子、(ピアノ)大山 まゆみ
1階エントランスホール/無料、当日会場にお越しください。
プログラム:マシャイエキ作曲「決闘」、池辺晋一郎作曲「軌道エレベーター」ほか

●ギャラリートーク(展示解説)
学芸員:2月12日(土)14時~
ボランティアcivi:会期中の日曜日・祝日
14時~2階展示室/要観覧券
ホームページ
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/event/exhibitions/exhibitions_2021/exhibitions_2021/ex_20220211.html
会場住所
〒760-0027
香川県高松市紺屋町10-4
交通案内
■ 車で
高松中央ICから
県道43号線を北へ約4km、県道155号を西へ約1km、国道11号を北へ約1km 美術館通りへ

高松西ICから
県道178号を北へ約2km、国道11号を東へ約4km、上天神交差点を北に約4km 美術館通りへ

■ 飛行機で
高松空港から
高松空港リムジンバス 「兵庫町」下車 約30分 750円 徒歩約4分

■ 電車で
JR 高松駅から
徒歩約15分 中央通りを南へ

ことでん 片原町駅から
徒歩 片原町商店街、丸亀町商店街を約10分

■ バスで
・JR高松駅から ショッピング・レインボー循環バス西廻り
「紺屋町」下車 150円 徒歩約3分

・JR高松駅から 東方面下り、南方面下りほか(通勤特急など除く)
「紺屋町」下車 150円 徒歩約3分

・JR高松駅から まちバス
「丸亀町参番街」下車 100円 徒歩約3分

・高速バス
「県庁通り」下車 徒歩 約8分 中央通りを北へ

■ 自転車・バイクで
無料地下駐輪場
美術館通り(美術館北側の通路及び、美術館西側の通路) からスロープを下った位置に入口がございます。
ご利用時間は、美術館の開館時間に準じます。
大型二輪でお越しの方は、駐輪場をご利用いただけません。受付までお申し出下さいませ。
ホームページ
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/
香川県高松市紺屋町10-4
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索