タイトル等
高松市美術館特別展
大阪市立東洋陶磁美術館所蔵
堀尾幹雄コレクション
濱田庄司展
会場
高松市美術館
会期
2021-11-13~2021-12-19
休催日
月曜日
開催時間
午前9時30分~午後5時
(入室は閉館30分前まで)
※ただし金曜日・土曜日は午後7時閉館
観覧料
【一般】1,000円(800円)※65歳以上も一般料金、
【大学生】500円(400円)、【高校生以下】無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳または精神障害者保健福祉手帳所持者は無料
※本料金で「濱田庄司展」「中村裕太展」及び「常設展」もご覧いただけます。
主催者
高松市美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛・協力等
特別協力|大阪市立東洋陶磁美術館
協賛|ライオン、DNP大日本印刷、損保ジャパン
概要
濱田庄司(はまだしょうじ)(1894-1978)は1924年に栃木県益子(ましこ)に拠点を置き、沖縄や英国などの工芸を吸収しながら、作品を展開していきました。また、柳宗悦(やなぎむねよし)(1889-1961)や河井寛次郎(かわいかんじろう)(1890-1966)らとともに民藝運動を推進し、自身の作陶においても、実用性を重視した作品を手仕事により数多く生み出しました。シンプルで重みのある形に大胆かつ軽やかな釉掛けが施された作品には、個人作家としての濱田の個性が見られます。それらの作品は高い評価を受け、1955年に第1回重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。
本展では、大阪市立東洋陶磁美術館が所蔵する堀尾幹雄(ほりおみきお)コレクションから約150点の作品を展示します。堀尾幹雄氏(1911-2005)は濱田と親交を深めながら、日常で使うことを念頭において作品を収集したコレクターです。そのコレクションには、濱田のトレードマークである糖黍文(とうきびもん)を配した《塩釉絵刷毛目扁壺(しおぐすりえはけめへんこ)》や濱田が得意とした「掛分指描(かけわけゆびがき)による《掛分指描 大鉢》など、濱田作品の特徴を示したものが多く含まれています。なかでも50点を超える茶碗は、濱田の喜寿の記念展覧会に併せて出版された『濱田庄司七十七盌譜(はまだしょうじしちじゅうしちわんぷ)』の巻頭を飾った《刷毛目 茶碗》などの代表作を含む重要な作品群です※。
また本展では、バーナード・リーチ(1887-1979)や河井寬次郎、芹澤銈介(せりざわけいすけ)(1895-1984)、棟方志功(むなかたしこう)(1903-1975)、黒田辰秋(くろだたつあき)(1904-1982)ら、濱田と交友のあった作家の作品も紹介します。
濱田がさまざまな経験をしながら深く作陶に向き合い、暮らしに寄り添って制作した作品の数々をご覧ください。
※本展では、このうち44点を展示します
イベント情報
※お問い合わせ・お申込みは高松市美術館(電話087-823-1711)まで

記念講演会「濱田窯90年 濱田庄司、晋作、友緒の仕事」
濱田窯三代それぞれの仕事振りや民藝運動、益子焼、さらに世界との繋がりなどについての講演会です。
11月13日(土)13:30~15:00(13:00開場)
◎講師|濱田友緒((公財)濱田庄司記念益子参考館館長、濱田窯代表、陶芸家)
◎会場|1階講堂◎定員|40名◎無料◎要電話申込11月2日(火)午前8:30~

記念対談「忘れられた民藝」
これまであまり語られることのなかった濱田庄司と石黒宗麿の仕事の関わりや、讃岐民芸館の民芸品について語り合います。
両展会場を巡るギャラリートークと講堂での対談の二部構成です。
12月19日(日)13:30~16:00(予定)
◎出演|鞍田崇(明治大学理工学部准教授、哲学者)、中村裕太(出品作家)
◎会場|2階展示室・1階講堂◎定員|20名◎要観覧券◎要電話申込11月16日(火)午前8:30~

ギャラリートーク(展示解説)
学芸員|11月14日(日)14:00
ボランティアcivi|会期中の日曜日(ただし、11月14日及び12月19日を除く)・祝日14:00
◎いずれも2階展示室◎要観覧券

ミニコンサート「郷愁を誘うホルンの響き」
12月11日(土)13:30~14:00
◎出演|山下咲希(ホルン)、大山まゆみ(ピアノ)
◎曲目|冬の童謡メドレー(冬の星座~雪~冬の夜~たき火~冬景色)、ほるん・ど・こんぴ~ら!、ダマーズ作曲「子守唄」
◎会場|1階講堂◎定員|40名◎無料◎要電話申込11月23日(火・祝)午前8:30~

※新型コロナウィルス感染拡大状況によってはイベント開催を延期・中止する場合があります。ご来場前に必ずホームページにて開催の有無をご確認ください。

大阪市立東洋陶磁美術館所蔵
堀尾幹雄コレクション 濱田庄司展
関連展示
中村裕太|丸い柿、干した柿
2021.11.13(土)―12.19(日)
休館日|月曜日
開館時間|午前9時30分~午後5時
(入室は閉館30分前まで)
※ただし金曜日・土曜日は午後7時閉館
主催|高松市美術館
企画協力|京都国立近代美術館
特別協力|大阪市立東洋陶磁美術館、京都精華大学伝統産業イノベーションセンター、特別名勝栗林公園 讃岐民芸館
観覧料|【一般】1,000円(800円)※65歳以上も一般料金、
【大学生】500円(400円)、【高校生以下】無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳または精神障害者保健福祉手帳所持者は無料
※本料金で「濱田庄司展」「中村裕太展」及び「常設展」もご覧いただけます。

本展は「濱田庄司展」の関連展示として、美術家の中村裕太(1983-)が、濱田の仕事に焦点を当てた新作を発表します。これまで中村は「民俗と建築にまつわる工芸」という視点から近代以降の工芸文化を多角的に考察し、国内外の国際展などで作品を発表してきました。会場では、濱田と石黒宗麿(いしぐろむねまさ)の制作方法や陶器の手触りを手がかりに、それぞれの作品を読み解いていきます。
ホームページ
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/event/exhibitions/exhibitions_2021/exhibitions_2021/ex_20211113.html
会場住所
〒760-0027
香川県高松市紺屋町10-4
交通案内
■ 車で
高松中央ICから
県道43号線を北へ約4km、県道155号を西へ約1km、国道11号を北へ約1km 美術館通りへ

高松西ICから
県道178号を北へ約2km、国道11号を東へ約4km、上天神交差点を北に約4km 美術館通りへ

■ 飛行機で
高松空港から
高松空港リムジンバス 「兵庫町」下車 約30分 750円 徒歩約4分

■ 電車で
JR 高松駅から
徒歩約15分 中央通りを南へ

ことでん 片原町駅から
徒歩 片原町商店街、丸亀町商店街を約10分

■ バスで
・JR高松駅から ショッピング・レインボー循環バス西廻り
「紺屋町」下車 150円 徒歩約3分

・JR高松駅から 東方面下り、南方面下りほか(通勤特急など除く)
「紺屋町」下車 150円 徒歩約3分

・JR高松駅から まちバス
「丸亀町参番街」下車 100円 徒歩約3分

・高速バス
「県庁通り」下車 徒歩 約8分 中央通りを北へ

■ 自転車・バイクで
無料地下駐輪場
美術館通り(美術館北側の通路及び、美術館西側の通路) からスロープを下った位置に入口がございます。
ご利用時間は、美術館の開館時間に準じます。
大型二輪でお越しの方は、駐輪場をご利用いただけません。受付までお申し出下さいませ。
ホームページ
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/
香川県高松市紺屋町10-4
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