タイトル等
ミュージアム コレクションⅠ
驚異の三人 高松次郎 若林奮 李禹煥
―版という場所で
会場
世田谷美術館
2階展示室
会期
2021-04-17~2021-06-13
前期:4月17日[土]-5月16日[日]、後期:5月18日[火]-6月13日[日]

※展覧会の会期等が、急遽変更や中止となる場合もございます。最新情報は、当館ホームページ等でお知らせします。
休催日
毎週月曜日 *ただし、5月3日[月・祝]は開館。5月6日[木]は休館。
開催時間
午前10時~午後6時
(入場は午後5時30分まで)
観覧料
一般200(160)円、大高生150(120)円、65歳以上/中小生100(80)円
*( )内は20名以上の団体料金。 *障害者の方は100円。ただし、小・中・高・大学生の障害は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。 *小・中学生は土、日、祝・休日は無料。 *同時開催の企画展チケットで本展をご覧いただけます。
主催者
世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
協賛・協力等
協 カ:シロタ画廊、Yumiko Chiba Associates, WAKABAYASHI STUDIO
概要
日本の現代美術を語るうえで常に重要な位置を占める、高松次郎(1936-1998)、若林奮(1936-2003)、李禹煥(1936- )。
三人とも立体と平面という境界を跨いで旺盛に作品を制作・発表しています。そのなかでも、1970年代以降、積極的に「版」による表現に向き合ってきたことは注目に値するでしょう。
高松次郎は1980年代末にスクリーンプリントによる連作に取り組みました。版の重ね合わせやインクの色を変え、そこから生まれる形を確認していく作業は、同時期の油彩作品の制作と関連したものと見ることができます。若林奮は金属による彫刻とともに版画も数多く制作してきました。版を繋ぎ合わせて画面を構成した作品や、過去の版に手を加え刷り直した作品もあり、金属板を手にして彫刻と版画を行き来していたことがわかります。李禹煥は今なお継続的に版画を手掛けて発表しています。絵画よりも自分と距離を置くことができ、他者性が入るメディアである版画を中間項と考え、そこで試みたものを絵画に移そうとしている―とも語っています。
このように見ていくと、それぞれが「版」を媒介とすることで、制作についての思索を深化させていったともいえるかもしれません。三人の創造の軌跡を再考する機会ともなる「版」の世界を、お楽しみください。

本展覧会は昨年春に開催を予定していた「驚異の三人!! 高松次郎・若林奮・李禹煥―版という場所で」展を、ミュージアム コレクション(当館収蔵品展)の枠組みで再構成したものです。
展示替え情報
※会期中一部展示替えを行います。
ホームページ
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/collection/detail.php?id=col00110
展覧会問合せ先
050-5541-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒157-0075
東京都世田谷区砧公園1-2
交通案内
● 東急田園都市線「用賀」駅下車、北口から徒歩17分、または美術館行バス「美術館」下車徒歩3分
● 小田急線「成城学園前」駅下車、南口から渋谷駅行バス「砧町」下車徒歩10分
● 小田急線「千歳船橋」駅から田園調布駅行バス「美術館入口」下車徒歩5分
● 美術館専用駐車場(60台、無料):東名高速道路高架下、厚木方面側道400m先。美術館まで徒歩5分
ホームページ
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
会場問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京都世田谷区砧公園1-2
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