タイトル等
企画展
遠 近 共 愉 旅の風景
会場
林原美術館
会期
2021-04-08~2021-06-20
前期◎4月8日(木)▶5月23日(日)
後期◎5月25日(火)▶6月20日(日)
休催日
月曜日休館
※5月3・4・5日開館 5月6日は休館
開催時間
10時~17時
(入館受付は16時30分まで)
観覧料
一般500円 高校生300円 小・中学生無料
友の会会員、学校メンバーズ加入団体、障がい者手帳提示の方・付添者▼無料
団体(20名様以上)、シルバーカード提示の方▼2割引
主催者
林原美術館
協賛・協力等
協力 岡山県立岡山芳泉高等学校、岡山カルチャーゾーン連絡協議会
後援 岡山県郷土文化財団、山陽新聞社、RSK山陽放送
beyond2020
概要
「9月8日船で岡山を発ち、風待ちのため牛窓に逗留。11日大阪着。淀川を経て12日京都伏見。陸路江戸へ向かい、25日江戸到着」。これは初代岡山藩主の池田光政が岡山県指定重要文化財「池田光政日記」に記した、明暦3年(1657)の岡山から江戸までの旅程です。街道が整備された江戸時代以降は参勤交代をする大名をはじめ、文人や絵師など多くの人々が旅をしました。本展では旅と風景をテーマに、岡山藩主池田家伝来の重要文化財「アジア航海図」や岡山県指定重要文化財「坤輿万国全図屏風」、岡山藩主が記した旅日記など池田家の旅にまつわる品々と、旅を友とする文人や名所を描いた絵師の画などをご覧いただきます。
旅の醍醐味の一つは美しい風景を愛でることですが、これは身近な場所でも楽しむことが出来ます。中国の洞庭湖流域の美しい八つの風景をまとめた瀟湘八景が日本に伝わると、近江八景など風光明媚な風景を組みにして楽しむ、言わば“組景”が全国各地で生まれました。狩野三信筆「川口・虫明八景画巻」を見ると江戸時代の岡山でも日常の風景を楽しんでいた様子がうかがえます。本展では現代岡山の組景として、岡山県立美術館 博学連携事業「カルチャーゾーン・プロジェクトー岡山カルチャーゾーン三十六景ー」で制作された岡山県立岡山芳泉高等学校美術部の皆様の全作品を展示します。瑞々しい感性がデジタル技術を駆使して切り取った現代の組景を、江戸時代の画巻と共にお楽しみいただきます。
岡山藩の藩主がおよそ半月をかけて旅した旅程が、今日では3時間ほどで移動することが可能になり、遠方への旅を楽しむことが出来るようになりました。しかし旅の魅力は日常にも存在しています。遠方への旅も、近場の外出も共に愉しんでみませんか。きっと新たな発見があるはずです。
イベント情報
◎ギャラリートーク
会期中の毎週土曜日14時から学芸員によるギャラリートークを行います。

◎お茶会「行く春の茶会」
令和3年4月18日(日)10時~16時45分(お茶席最終受付15時25分)
場 所 林原美術館内 茶室「竹明庵」
亭 主 石田宗祥 氏(速水流)
定 員 50名(要予約)
参加費 1,200円、(入館料別途・2割引)

◎トークイベント「みつけた!私たちの三十六景」
令和3年5月23(日)13時30分~15時
出 演 岡山県立岡山芳泉高等学校美術部の皆様・美術部顧問 平尾教人 氏
岡山県立美術館 主任学芸員 岡本裕子 氏
テーマ みつけた!私たちの三十六景
場 所 林原美術館内ロビー
定 員 40名(要予約)
参加費 無料(入館料別途・2割引)

◎関西大学・林原美術館 公開講座
令和3年6月13日(日)13時30分~15時
演 題 「池田綱政が記した旅日記」(仮)
講 師 中尾和昇 氏(奈良大学文学部准教授)
場 所 林原美術館内ロビー
定 員 40名(要予約)
参加費 無料(入館料別途・2割引)

開催予定のイベントについて、新型コロナウイルス感染等の状況により、開催内容の変更、延期もしくは中止となる場合がございますので、事前に当館ホームページ等でご確認をお願いいたします。
ホームページ
http://www.hayashibara-museumofart.jp/data/636/exhibition_tpl/
会場住所
〒700-0823
岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
交通案内
■JR岡山駅から 徒歩25分
■岡電バス/ 岡電高屋行 県庁前下車 徒歩3分
■宇野バス/ 瀬戸駅前行・四御神行 県庁前下車 徒歩3分
■市内電車/ 東山行 県庁通下車 徒歩7分
■循環バスめぐりん/ 県庁線、県庁・京橋線(Cルート) 県庁前下車 徒歩3分
ホームページ
https://www.hayashibara-museumofart.jp/
岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
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