「笠間」の名を冠する陶芸の公募展として今回初めて実施する笠間陶芸大賞展は、伝統、オブジェ、食器等のジャンルの区別を取り払い、陶芸のフィールド全体を見渡します。
この公募展は一部公募部門と二部指名コンペ部門からなり、一部公募部門では、全国より応募を受けた548件の作品から147件の入選、入賞作を展示します。大賞には、田中陽子氏の作品「影華」が選ばれています。
二部指名コンペ部門は、「生活の器・食器」をキーワードに、5名の推薦委員が推薦した30名の作家の作品を紹介します。30名のうち、大賞を受賞した小野哲平氏を含む8名の作家が賞を受賞しています。
以上、笠間陶芸大賞展出品作により、現代陶芸の最新の到達点をご覧いただきます。