タイトル等
オムニスカルプチャーズ―彫刻となる場所
会場
武蔵野美術大学美術館
アトリウム1・2、展示室1・2
会期
2021-04-05~2021-06-20
●都合により、会期が変更になる場合があります。
休催日
日曜日/6月13日[日]、20日[日]は特別開館日
開催時間
10:00~18:00
土曜、祝日、特別開館日は17:00閉館
観覧料
無料
主催者
武蔵野美術大学 美術館・図書館
協賛・協力等
監修:三沢厚彦[武蔵野美術大学 造形学部彫刻学科 教授]
会場構成:杉戸洋
協力:
ANOMALY
ケンジタキギャラリー
小山登美夫ギャラリー
シュウゴアーツ
西村画廊
ヒノギャラリー
ミヅマアートギャラリー
武蔵野美術大学 彫刻学科研究室
概要
様々な思考を表出する現代彫刻は、様式には収まらず、多様な表現によって拡張し続けています。「オムニ彫刻」は、三沢厚彦による造語であり、彫刻の持ちうる全方位性(≒omni)への考えから生まれた言葉です。「オムニ」は現代彫刻の姿や現象を包摂する言葉であり、これからの彫刻を考えるためのキーワードとなるかもしれません。

本展に参加する11名の作家たちは、世代もさることながら、彫刻への考え方や向き合い方も各人各様であり、木、鉄、石、FRPなど扱う素材や技法も多岐にわたります。それぞれの彫刻は固有のベクトルや解釈可能性を持ち合わせており、まさに現代彫刻の全方位性を体現するかのような彫刻家が集まったといえます。

一方で、彫刻は自律的であると同時に、実体として定立するためには場所性と不可分であり、周囲の環境との関係性が重要な要素です。本展会場は、建築家の芦原義信が1967年に設計した、ブルータリズムの影響を受けたモダニズム建築であり、その後さらに異なる建築思考による二度の改修を経て、特有の空間となっています。本展では、画家の杉戸洋が展示構成に関わり、触媒となることで、11名による彫刻にこれまでにない関係性、あるいは共生性を誘発します。そして作品と空間が呼応、あるいは反発し合い、展示空間全体もまた一つの表現性を有する場となる時、そこには新たな彫刻の姿が立ち現れるでしょう。

「オムニ彫刻」という一つの概念をめぐり試みる本展をとおして、11作家の作品がいかにして彫刻となるのか―この場所から、彫刻の現在とこれから、その可能性を探ります。
ホームページ
https://mauml.musabi.ac.jp/museum/events/16432/
会場住所
〒187-8505
東京都小平市小川町1-736
交通案内
1. JR中央線「国分寺」駅乗換、西武国分寺線「鷹の台」駅下車 徒歩約18分

2. JR中央線「国分寺」駅北口下車徒歩3分、西武バス「国分寺駅北口入口」発、「武蔵野美術大学」下車すぐ (バス所要時間 約20分)

※お車でのご来館は、ご遠慮下さい。
ホームページ
https://mauml.musabi.ac.jp/museum/
東京都小平市小川町1-736
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