タイトル等
石内都展 見える見えない、写真のゆくえ
会場
西宮市大谷記念美術館
会期
2021-04-03~2021-07-25
※新型コロナウイルス感染症の感染予防、拡大防止のため会期の変更、入場制限等を行う場合があります。最新の情報は美術館公式HPでご確認ください。
休催日
水曜日(5月5日は開館、5月6日(木)は休館)
開催時間
午前10時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般1000(800)円、高大生600(400)円、小中生400(200)円
*( )内は前売料金(税込価格)
*前売券はローソンLoppi(Lコード54543)、または当館受付にて販売(2月上旬頃より)。前売券の販売は4月2日(金)まで
*西宮市内在住65歳以上の方は一般料金の半額(要証明書呈示)
*ココロンカード・のびのびパスポート呈示の小中生は無料
*心身に障害のある方及び介助者1名は無料(要手帳等呈示)
主催者
公益財団法人 西宮市大谷記念美術館
協賛・協力等
後 援
西宮市、西宮市教育委員会
助 成
公益財団法人 朝日新聞文化財団、公益財団法人三菱UFJ信託地域文化財団
協 賛
(有)フォトグラファーズ・ラボラトリー
特別協力
サードギャラリーAya
概要
日本を代表する写真家、石内都の個展を開催します。
石内は1947年に群馬県桐生市で生まれ、多摩美術大学で染織を学んだ後、写真を始めました。写真に関する専門的な教育を受けず、独学で技術を習得した石内は、従来の写真形式に縛られることなく、粒子が浮かび上がるモノクロームの写真で独自の表現手法を身につけます。
1977年、石内は自身が幼少期から青春時代までを過ごした横須賀の街を撮った<絶唱、横須賀ストーリー> を初個展で発表しました。1979年に<APARTMENT>で木村伊兵衛賞を受賞すると一躍世間の注目を集めます。以後、石内は赤線跡の建物、身体にのこる傷跡、母親の下着や口紅といった遺品などを撮ることで、目には見えない「時間」を写真に写し込む試みを続けてきました。独自の世界観を築いてきた石内の写真は、やがて国内外で高く評価されるようになり、2005年にヴェネチア・ビエンナーレ日本館代表作家として選出されました。2014年には写真の世界で偉大な業績を残した者に授与されるハッセルブラッド国際写真賞を受賞します。
2018年、石内はそれまで活動の拠点としてきた横浜から生まれ故郷の桐生市へと移り、新たな一歩を踏み出しました。時の移ろいのなかで様々な意味を持つようになった自作を前に、石内は写真の持つ記録性や役割と改めて向き合い、これからの「写真のゆくえ」について想いをめぐらせています。
本展では初期作の<連夜の街>(ヴィンテージプリント)をはじめ、代表的なシリーズの原爆による被爆者の遺品を写した<ひろしま>、フリーダ・カーロの遺品を被写体とした<Frida by Ishiuchi><Frida Love and Pain>を展示します。それに加え、これまで発表機会の少なかった薔薇やサボテンを撮ったシリーズ、国内では初公開の<Moving Away>、そして新作<The Drowned>を展示することで、石内の写真の新たな一面をご紹介します。

*本展は当館のみでの開催となります
イベント情報
※変更になる場合がございます

対談 石内都×小川洋子(作家)「石内都展 見える見えない、写真のゆくえ」関連イベント
【実施日】2021年4月3日(土) 14:00~15:30
【講 師】石内都氏(写真家)、小川洋子氏(作家)
【定 員】70名(小学生以上)
【申込方法】申し込み方法をよくご一読のうえ、往復ハガキにて3月13日(土)必着でお送りください。
*参加費は無料ですが入館料が必要です
*新型コロナウイルス感染拡大の状況により、中止や延期になることがあります。
対談の動画をYou Tubeにて公開中です

対談 石内都×林勇気(映像作家)「石内都展 見える見えない、写真のゆくえ」関連イベント
【実施日】2021年7月18日(日)14:00~15:30
緊急事態宣言のため開催日を再度延期します
【講 師】石内都氏(写真家)、林勇気氏(映像作家)
【定 員】70名(小学生以上)
【申込方法】申し込み方法をよくご一読のうえ、往復ハガキにて5月1日(土)必着でお送りください。
*参加費は無料ですが入館料が必要です
*新型コロナウイルス感染拡大の状況により、中止や延期になることがあります。

ワークショップ「牛乳パックカメラで写真を撮ろう」「石内都展 見える見えない、写真のゆくえ」関連イベント
牛乳パックで簡易カメラを作り、感光する紙を用いて写真を撮ります。カメラの原理を知り、撮影することで写真に親しむワークショップです。
【実施日】2021年7月4日(日) 14:00~16:00
【講 師】当館学芸員
【対 象】小学生以上
【参加費】500円(別途要入館料)
【定 員】10名(応募者多数の場合は抽選)
【申込方法】
往復ハガキまたはメール(20210704ws@otanimuseum.jp)に、参加者全員の氏名・年齢・住所・電話番号を明記。
1回の応募で2名まで、重複での申込無効。6月13日(日)必着。
*新型コロナウイルス感染拡大の状況により、中止や延期になることがあります。

【開催中止】第178回 オータニミュージアムコンサート
【日 時】2021年6月13日(日) 14:00~15:30
緊急事態宣言延長のため、中止となりました。
【出 演】マイ・ハート弦楽四重奏団
【定 員】70名(小学生以上)
【申込方法】2021年5月16日(日)午前9時より電話0798-33-0164で受付開始(先着順)。
*参加費は無料ですが入館料が必要です
ホームページ
http://otanimuseum.jp/exhibition_210403.html
会場住所
〒662-0952
兵庫県西宮市中浜町4-38
交通案内
■ 公共交通機関で
●阪神沿線より (大阪方面より)
「西宮」で普通電車に乗り換え、次の駅「香櫨園」下車。
「香櫨園」からは南西へ徒歩6分。

●阪神沿線より (神戸方面から)
「御影」もしくは「芦屋」まで特急に乗車、普通電車に乗り換え「香櫨園」下車。
「香櫨園」からは南西へ徒歩6分。

●JR沿線より
「さくら夙川」下車。
国道2号線を西へ向かい、夙川沿いを南に下り、南西へ徒歩15分。

●阪急沿線より
特急に乗車、「夙川」下車。
夙川沿いを南に下り、南西へ徒歩18分。

■ お車で
美術館と国道43号線の間に専用駐車場(15台)がありますが、駐車まで長時間お待ちいただく場合もあります。
また近隣道路は駐車禁止です。
なるべく公共交通機関をご利用ください。

●大阪・京都方面から
阪神高速3号神戸線 武庫川出口 / 名神高速道路 西宮出口で神戸方面に向い、そのまま国道43号線を神戸方面(西行き)へ。
夙川を越えて約300m先「西宮市大谷記念美術館」標識を左折。

●神戸方面から
阪神高速3号神戸線 西宮出口を出て、そのまま国道43号線「戎前」交差点をUターンし神戸方面(西行き)へ。
夙川を越えて約300m先「西宮市大谷記念美術館」標識を左折。
ホームページ
http://otanimuseum.jp/home/index.html
兵庫県西宮市中浜町4-38
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