タイトル等
東山魁夷展
―ひとすじの道―
会場
横浜美術館
会期
2004-01-05~2004-02-24
休催日
毎週木曜日
開催時間
10:00~18:00、金曜日は 20:00 まで開館(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般 1,300(1,100)円 /大学・高校生 800(700)円 /中・小学生 400(300)円
※( )内は20名以上の団体料金
※ 上記料金で、横浜美術館コレクション展もご覧いただけます。
主催者
横浜美術館/日本経済新聞社/神奈川新聞社/テレビ東京
概要
本展は、1999(平成11)年に逝去した日本画家、東山魁夷(ひがしやま・かいい)の没後はじめての総合的な回顧展です。
東山魁夷は、1908(明治41)年に横浜で生まれました。東京美術学校日本画科で結城素明に師事。1933(昭和8)年から2年間ベルリンに留学し、美術史を学びました。
戦時中の苦難を経て、1947(昭和22)年の日展出品作《残照》が特選となります。その後数々の名作を発表。やがて皇居宮殿の壁画や唐招提寺御影堂の障壁画など大事業を手がけました。1956(昭和31)年には日本芸術院賞受賞、1969(昭和44)年には文化勲章を受章しています。
東山魁夷の生涯は、代表作《道》に象徴されるように、自らの脚で一歩一歩踏みしめ続けた、決して平坦ではない旅路であったといえます。20世紀を踏破した日本画家は、伝統と現代、和と洋、和と漢、あるいは南と北の精神風土の違いなど、時間・空間上の対極を常に見据えていました。魁夷の芸術の魅力は、そうした思索に裏付けられつつ、画家自身の内面の静と動、明暗両極の緊張から、精妙に紡ぎ出した調和の美を、自然の姿や古都の街並みに託すことからくるといえるでしょう。親しみやすい清澄な風景に展開される世界は、画家が私たちに直接伝えようとする心の物語なのです。
この展覧会では、戦前の大作《凪》、戦後の《残照》、《道》をはじめ、北欧・ドイツ・オーストリアへの旅の成果、「京洛四季」の名作の数々、唐招提寺御影堂障壁画などを含む総数90点あまりを2期に分けて展示します。2月4日までの前期に約60点を展示し、2月6日以降の後期に約30点を入れ替えてご覧いただきます。
ホームページ
http://www.yaf.or.jp/yma/
展覧会問合せ先
045-221-0300
会場住所
〒220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
交通案内
1. 電車
みなとみらい線 (東急東横線直通) 「みなとみらい」駅 <3番出口>から、マークイズみなとみらい<グランドガレリア>経由 徒歩3分、または<マークイズ連絡口>(10時~)から徒歩5分。
JR (京浜東北・根岸線)・横浜市営地下鉄「桜木町」駅から<動く歩道>を利用、徒歩10分。

2. バス
桜木町駅から、市営バス156・292系統で「横浜美術館」下車。

3. 車
桜木町駅前から日本丸方面へ入る。または桜木町駅前から紅葉坂交差点を右折してMM21地区へ入り、美術館へ。
横浜駅からは高島町MM21地区入口を通って美術館へ。
いずれも3~5分 (首都高「みなとみらい出入口」も利用できます)。

4. 自転車・自動二輪車
横浜美術館には自転車・バイクの駐輪場がございません。周辺の有料駐輪場をご利用ください。
ホームページ
https://www.yaf.or.jp/yma/
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索