タイトル等
特別陳列
瀬戸内の日本画家たち
会場
笠岡市立竹喬美術館
会期
2020-12-19~2021-03-14
休催日
月曜日、年末年始12月28日(月)~1月4日(月)
(ただし1月11日(月)は開館し、翌12日(火)は休館します)
開催時間
9:30~17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
一般500(400)円 高校生以下は無料(学生証をご提示してください)
※( )内は団体20名以上
※65歳以上は無料(年齢のわかるものをご提示ください)
概要
竹喬美術館では、これまで「瀬戸内」をテーマとして風土から生まれた作品、またこの地の風光への憧憬により制作された作品を紹介する展覧会を開催してきました。今回は新年を迎えるにあたり、岡山出身の上島鳳山と大林千萬樹が描いた新春の訪れを告げる作品を中心に、笠岡に縁の深い林正明が描いた瀬戸内の心安らぐ風景などを紹介します。
上島鳳山(1875-1920)は、お正月の座敷を彩る《松図屏風》(六曲一双)に描いた老松、稚松により長寿息災を、また《三社 石清水八幡宮・伊勢神宮・春日大社》(三幅対)では、家族の健康と国家の安寧を祈念しています。円山派を継承する手堅くも軽やかな筆致により、清々しさが画面から醸し出されています。
大林千萬樹(1887-1959)は、新春の風俗である毬(まり)つきを題材とした《春興》(二曲一双)、また春秋の風情を対比した《かすむ春 はるる秋》(対幅)により、鏑木清方に師事した風俗美人画家として初春の喜びを表現しています。
そして、林正明(1931-2012)は、数少ない小野竹喬門下として、生前に瀬戸内海近郊をたびたび訪れ、その海や山を描いています。《瀬戸内早春》(六曲一双)は、牛窓の早春の朝を題材として、島々に次第に光が満ちてくる様相が爽快に捉えられています。
このたびの展覧会では、併せて東原方僊や高橋秋華の花鳥画など、瀬戸内出身の画家たちによる作品が約50点並びます。新春の華やぎを感じながら鑑賞していただければ幸いです。
イベント情報
[関連行事] お申し込み、詳細のお尋ねは美術館までお電話下さい。(0865-63-3967)
●新春イベント
「お正月ミュージアムグッズ福引」 1月5日(火) 9:30~16:30
「干支ペーパークラフトにチャレンジ」 1月5日(火)~17日(日) 材料費別途100円
※工作キットをお渡ししますのでご自宅で、お楽しみください。

●講座 ※要予約
「岡山の近代日本画家 再々考」 上薗四郎(当館顧問)
2月14日(日) 13:30~15:00 竹喬美術館視聴覚室

●ギャラリートーク ※予約不要
12月19日(土)、1月5日(火)、2月28日(日) 各日13:30~14:30
ホームページ
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/32883.html
会場住所
〒714-0087
岡山県笠岡市六番町1-17
交通案内
山陽自動車道 笠岡I.C.から 15分

JR山陽本線 笠岡駅から
・タクシー 5分

・徒歩 25分

・笠岡駅前4番のりば
神島(こうのしま)循環 / 乗時(のりとき)行き / 美の浜(みのはま)行き
「市民会館・竹喬美術館前」下車すぐ
所用5分・150円
ホームページ
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/
岡山県笠岡市六番町1-17
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