タイトル等
沖潤子 Anthology
会場
山口県立萩美術館・浦上記念館
会期
2020-04-04~2021-03-28
休催日
月曜日(祝日・休日の場合は翌平日)
※ただし、9月、2021年2月を除く第一月曜日は開館
※施設・設備保守点検のため臨時休館する場合があります。
開催時間
9:00~17:00
(入場は16:30まで)
概要
茶室ひと間を作品とするというお話をいただいた時、茶道の心得がない私はどう捉えたら良いかとまどいながら、新しい挑みに胸が高なった。

夏の終わりにはじめて萩を訪れ、美術館の一番奥にある茶室の畳を長い時間じっと見つめた。寡黙の吐息のにおいがし、積もった時間のちりが見える。この場所と私の針目をつなげる何かが必要だ。

糸巻を募り、根室から那覇まで国内の各所から七千個あまりを提供していただいた。さまざまな方の「母の、祖母の、義母の、友人の」糸。ラベルが変わったため、在庫になっていた古い糸。一個の糸巻にそれぞれの道程がある。

目に見えないものに鼓舞され、煮つめられた私の針目はいま畳の上で触手を伸ばす。その先端を一個一個の糸巻に絡め、一堂に会したよろこびの中ここに至る風景を互いに告白し、くりかえされる歴史を凝視しているのではなかろうか。

アンソロジーとは詩撰、歌集などの意味だが、言語を調べてゆくと古代ギリシア語で「花摘み」の意味があると知った。

一年の展示期間である。
どんな日々だったかを報告しつつ、来たる春の桜を手向けて最終日を迎えたい。互いの時間を持ちより、ようやくこのたびの茶室での「アンソロジー」が編みあがるだろう。
沖潤子
会場住所
〒758-0074
山口県萩市平安古町586-1
交通案内
◆ 萩市内から美術館へのアクセス

●萩・明倫センターから徒歩約5分、または萩バスセンターから徒歩約12分
●JR 東萩駅から タクシー約7分
●JR 玉江駅から 徒歩約20分
●JR 萩駅から 萩循環まぁーるバス(西回り:晋作くん)約30分

※市外からバスでお越しのお客様は、萩・明倫センター、または萩バスセンターで下車されるのが便利です。
※萩循環まぁーるバスは、萩市役所を起点に松陰神社方面をめぐる東回りと城下町方面をめぐる西回りの2つのコースがあります。美術館からは、西回りバス停「萩美術館 浦上記念館・萩城城下町入口」のご利用が便利です。
ホームページ
http://www.hum.pref.yamaguchi.lg.jp/
山口県萩市平安古町586-1
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索