タイトル等
きらめく美
北陸ゆかりの截金作家たち
西出大三・高瀬孝信・山本 茜
会場
石川県立美術館
会期
2020-11-19~2020-12-20
休催日
会期中無休
開催時間
9:30am.~18:00pm.
(入館は17:30pm.まで)
観覧料
一般:370円(290円) 大学生:290円(230円) 高校生以下無料
( )内は20名以上の団体料金
協賛・協力等
beyond2020
TOKYO2020 文化オリンピアード
概要
平安時代から鎌倉時代の仏画や仏像の装飾に用いられ、高度に発達した「截金(きりかね)」。金などの箔をごく細かい菱形や、髪の毛よりも細い線に切り、膠(にかわ)や布海苔(ふのり)などで貼り付けて文様を構成する技法です。京都の本願寺系仏画師の間に、技法が継承されましたが、貴族社会の終焉とともに截金も衰退しました。近代を迎えて工芸技術の無形文化財指定が進むと、最盛期の截金を復興、独立した工芸技術として、優れた作品を発表する作家が現れました。重要無形文化財「截金」保持者(人間国宝)、斎田梅亭(さいだばいてい)(1990~1981)、西出大三(にしでだいぞう)(1913~1995)、江里佐代子(えりさよこ)(1945~2007)です。この内、西出大三は石川県加賀市生まれで、本年で没後25年を迎えます。
石川県立美術館ではこの節目の年に、高瀬孝信(たかせたかのぶ)と山本茜(やまもとあかね)の2名とともに、北陸ゆかりの截金作家としてご紹介します。西出は仏師を目指して東京美術学校に学び、在学中に出会った截金を研究しました。自ら木彫した器物に、抒情的な彩色と截金を施した作品は、西出独自のものです。高瀬は大阪府生まれで富山県に育ち、斎田梅亭の高弟として、師から受け継いだ技術をさらなる高みへ昇華させました。山本は金沢市に生まれ、京都で日本画を学びながら江里佐代子に師事して截金を習得、富山でガラス成形を学んで、截金ガラスという新しい分野を切り拓きました。三者三様のきらめく美の世界をご覧ください。
ホームページ
http://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/exhibition/9424/
会場住所
〒920-0963
石川県金沢市出羽町2-1
交通案内
■ 兼六園シャトルをご利用の方
平日/片道
(おとな) 200円 (子ども) 100円
土日祝/片道
(おとな) 100円 (子ども) 50円

金沢駅東口(6番のりば)から、兼六園シャトルで約15分、「県立美術館・成巽閣」下車、徒歩約2分。
金沢駅 始発9時30分~終発17時50分まで、20分おきに運行。
バス後方向正面が県立美術館です。

■ 路線バスをご利用の方
片道
(おとな) 200円 (子ども) 100円

| 金沢駅東口 【3番のりば】
金沢駅東口(3番のりば)から 18系統に乗り、「広坂・21世紀美術館 (石浦神社向い)」下車、徒歩約5分。
バス後方向すぐの広坂交差点を右折し、坂をのぼると、右手が県立美術館です。

| 金沢駅東口 【6番のりば】
金沢駅東口(6番のりば)から乗り (いずれの系統でも可)、「広坂・21世紀美術館 (しいのき迎賓館前)」下車、徒歩約7分。
バス前方向すぐの広坂交差点を直進し、坂をのぼると、右手が県立美術館です。
ただし91系統は「広坂・21世紀美術館(石浦神社向い)」下車、徒歩約5分。
バス後方向すぐの広坂交差点を右折し、坂をのぼると、右手が県立美術館です。

| 金沢駅東口 【7番のりば】
金沢駅東口(7番のりば)から乗り (いずれの系統でも可)、「出羽町」下車、徒歩約5分。
バス後方向に進み、兼六園坂上交差点を左折して、成巽閣を過ぎると、正面が県立美術館です。
ホームページ
https://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/
石川県金沢市出羽町2-1
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