日本では、1949(昭和24)年1月26日、法隆寺の金堂壁画が失火により焼損するという大事件を契機に「文化財保護法」が作られ、歴史的・文化的・芸術的遺産を総合的に保護しています。また、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)では、文化や歴史を残す景観や自然環境を世界遺産として、地質学的な遺産を世界ジオパークとして保護しています。これらの自然・文化遺産は観るものを魅了し、画家たちもそれらを画題として描いています。
本展では、日本やヨーロッパの「自然・文化遺産」にスポットをあて、収蔵作品の中から都城ゆかりの画家の作品を中心に展示しています。
芸術の秋、絵画に描かれた自然・文化遺産を巡る旅に出掛けてみませんか。