タイトル等
佐々木宏子
青のあいだ - 祈りの空間
会場
世田谷美術館
区民ギャラリーB
会期
2020-09-21~2020-09-27
休催日
9/23(水)休館
開催時間
10:00~18:00
<初日12:00から、最終日16:00まで>
観覧料
入場無料
主催者
佐々木宏子展実行委員会
協賛・協力等
後援 渋谷区教育委員会
協力 (株)山田写真製版所 (有)アートン 青函文化経済研究所 アダムスジャパン
特別協力 一般財団法人佐々木宏子財団 www.sasakihirokofoundation.jp
概要
1951年に敗戦国日本で人々の精神を豊かにするようにとフランスが送リ込んだ美術展の中でも、マチス自身が監修した「マチス展」は当時6才の私には一本の線までも記憶に残るものでした。その展覧会の展示作品は教会内部の壁面の下絵だったのです。1969年のヨーロッパ美術研修旅行で訪れた南仏ヴァンスでロザリオ教会として実現されていました。
中世のロマネスク、ゴシック、バロックと多くの教会を見ましたが、その時代その時代で相応しい祈りの空間があることを感じ、今の時代だからこそ自己と向き合う祈リの空間を作りたいと決心しました。(佐々木宏子)

青は薄くても濃くても青
1cm四方の青より5cm四方の青のほうがより青を感じさせる
青は深い精神を表すのに一番適した色

[青のあいだ]は精神性を重視した象徴的な捉え方の造形であり、強靭なものをひらがなの「あいだ」で現している。1965年、20才の佐々木宏子はルチオ・フォンタナ[Cocetto Spaziale 空間概念]有から無に触発され、以来半世紀、[青のあいだ]無から有に向かう。コバルトブルー顔料一色、一つの技法、天地を暗示する一つの形で極限まで削ぎおとした抽象表現で希有な芸術領域に到達。
[青のあいだ]「青の精神-無から有」タブローとマニフェストを初個展で発表。カタログ(1977・パリ国立図書館収蔵)に[青のあいだ]の造形思考「無意識的な自然と意識的なものUnconscious Nature and Conscious Object」を表明。1999年には作品集[SASAKI HIROKO](美術出版社刊)を出版。フランス、イタリア、ドイツ、スイス、アメリカの国立美術館・図書館、Bibliotheque Kandinsky-Centre Pompidou等、海外の17ヶ所に収蔵。
会場住所
〒157-0075
東京都世田谷区砧公園1-2
交通案内
● 東急田園都市線「用賀」駅下車、北口から徒歩17分、または美術館行バス「美術館」下車徒歩3分
● 小田急線「成城学園前」駅下車、南口から渋谷駅行バス「砧町」下車徒歩10分
● 小田急線「千歳船橋」駅から田園調布駅行バス「美術館入口」下車徒歩5分
● 美術館専用駐車場(60台、無料):東名高速道路高架下、厚木方面側道400m先。美術館まで徒歩5分
ホームページ
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
会場問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京都世田谷区砧公園1-2
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