インター+プレイ展 遊ぶ、演じる、こだまする アートがつなぐ人とまち
2020年、十和田市の官庁街通り全体を「美術館」に見立てた取り組みArts Towadaが、完成から10周年を迎えます。Arts Towadaは「インタープレイ(相互作用)」こそがArts Towadaの精神であると捉え、まちと美術館を舞台に一年を3期に分けて内容を変えつつ行います。通年展示として、鈴木康広がベンチにもなる大型の野外彫刻を制作。目[me]はまちなかの建物に真っ白なギャラリー空間を唐突に出現させます。第1期の美術館内では、鏡とビデオカメラとプロジェクターを使い、見る人の感覚を攪乱する津田道子のインスタレーション、音に身をゆだね溶け込んでいく感覚をもたらすevalaの作品、十和田での滞在調査を踏まえ〈赤〉をテーマに制作される松原慈の新作を展示します。6月には問題行動トリオが夜の美術館でパフォーマンスを行います。