タイトル等
鹿沼ゆかりの画家 曽我 芳子 回顧展
会場
鹿沼市立川上澄生美術館
1階展示ホール
会期
2020-07-04~2020-09-27
休催日
祝日以外の月曜日、8月11日(火)、9月23日(水)
開催時間
午前9時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
(入場無料)
概要
曽我芳子は、1921(大正10)年、栃木県宇都宮市に生まれた作家です。
曽我は女学校時代から油絵を始め、卒業後は上京し、二科会の栗原信のもとで絵画技法を学びます。1941(昭和16)年には、若干20歳ながら二科会展で初出品・初入選を果たしました。

1945(昭和20)年の秋、一家で鹿沼へ疎開し、以後、40年近く鹿沼を拠点に創作活動を展開します。曽我は、終戦間もない1951(昭和26)年に栃木県女流美術家協会と栃木二紀会の設立に大きく携わり、その主導的な役割を担っています。戦後の作品は、主にこの二つの団体で発表されました。時期によって表現方法を巧みに変えながら、静物画、風景画、そして大きなテーマである「廃船」の作品を制作していきます。2000(平成12)年には、《廃船のある浜》で二紀会成井賞を受賞し、これまでの創作活動と、その作品に対して高い評価を受けました。

また、一方では教育者として、鹿沼市の中学校で美術の教員を勤めながら、上田町で画塾を開き、多くの人たちに絵の魅力を伝えました。1987(昭和62)年からは鹿沼市教育委員を務め、1996(平成8)年には栃木県文化功労者として表彰を受けています。曽我に絵画を学び、画家になった教え子も多く、鹿沼の教育や文化の振興にも大きく関わりました。

このたびの展覧会は、2009(平成21)年にご遺族から寄贈をいただきました曽我芳子の作品9点を紹介するものです。当館での曽我の作品は12年ぶりの展示です。ぜひお楽しみください。
ホームページ
https://kawakamisumio-bijutsukan.jp/publics/index/145/
会場住所
〒322-0031
栃木県鹿沼市睦町287-14
交通案内
●JR日光線 鹿沼駅から 徒歩20分
●東武日光線 新鹿沼駅から 徒歩30分
●東北自動車道 鹿沼I.C.から 約6km
ホームページ
https://kawakamisumio-bijutsukan.jp/
栃木県鹿沼市睦町287-14
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索