アニメーション映画監督、脚本家、作詞家として様々な作品に係わった富野由悠季の、半世紀以上にわたる仕事を回顧する展覧会を開催します。本展では、「アニメーションは映画だ」という思いを軸に展開されてきた作品と制作のあゆみを、6つの章で紹介します。少年時代の創作、TVアニメーションの演出家としてデビューを果たした『鉄腕アトム』など初期作品から、昨年40周年を迎えた代表作『機動戦士ガンダム』シリーズや近年の監督作品まで、直筆の絵コンテ、仕事を共にしてきたクリエイターたちのデザイン画、資料など計約3000点を通して、その仕事の全容に迫ります。