タイトル等
記憶を結び、共生の未来をイメージする。
没後20年毛綱毅曠(モヅナキコウ)の建築脳
会場
北海道立釧路芸術館
展示室
会期
2020-07-18~2020-10-11
休催日
8~9月中の月曜日(ただし8月10日山の日、9月21日敬老の日は開館)、8月11日(火)、9月23日(水)、10月5日(月)
※7月18日~31日(金)は休まず開館します。
開催時間
午前9時30分~午後5時
夜間開館日〈午後6時まで開館〉:7月18日(土)、31日(金)、8月7日(金)、8日(土)、14日(金)、15日(土)、21日(金)、22日(土)、28日(金)、29日(土)
観覧料
一般900(700)円 / 高大生400(300)円 / 小中生100(50)円
●()内は団体(10名以上)、親子(高校生以下の子とその親)、リピーター料金(当館展覧会チケット半券提示)
●釧路、根室館内在住の高校生以下は観覧無料の「そあっこ」!釧路芸術館ボランティアの会SOAがご招待します。
●学校の教育事業活動による小・中・高校生(引率者含む)の観覧は無料。
●障がい者手帳、療育手帳等をお持ちの方及び付き添いの方は無料。特別支援学校の児童生徒及び引率者は無料。
主催者
北海道立釧路芸術館、釧路市、釧路市教育委員会、北海道新聞釧路支社、「毛綱毅曠の建築脳」展実行委員会
協賛・協力等
後援/FMくしろ
協賛/道立釧路芸術館ポポ&ももの会、釧路芸術館ボランティアの会 SOA
beyond2020
概要
毛綱毅曠(1941年~2001年)は、釧路市生まれの建築家。高校まで釧路ですごしたのち、神戸大学工学部建築学科に学びました。
1972(昭和47)年、釧路市に住む母のために《反住器》を富士見町に建築。三つの立方体を入れ子状に組みあわせるという斬新な設計が注目を集めました。1976(昭和51)年に神戸から東京へ移住して、‘78年に毛綱毅曠建築事務所を設立。字宙・建築・人間の関係性に深く思いをはせ、東洋古来の風水思想を反映した建築を主張。機能性や合理を追求する近代建築を鋭く批判し、その限界を乗り越えようとする「ポスト・モダン」の時代において、最前衛として駆け抜けていきました。
釧路を中心とする道東の地と、毛綱建築は深いゆかりを持っています。姉夫婦の住宅《北国の憂鬱》(1969年、現存せず)から始まった故郷での設計活動は、釧路市立博物館と釧路市湿原展望資料館(現・釧路市湿原展望台)へと結実していき、1984年度の日本建築学会賞(作品)を受賞しています。母校にあたる釧路市立東中学校(1985年、現・釧路市立幣舞中学校)、釧路川畔にたたずむキャッスルホテル(1987年、現・釧路センチェリーキャッスルホテル)、釧路フィッシャーマンズワーフMOO(1989年)、そしてアイヌ民俗資料館(1982年、現・弟子屈町屈斜路コタンアイヌ資料館)、白糠町立茶路小中学校(2002年)など、いまなお、いくつもの毛綱建築が、釧路と道東の景観に独特の存在感を放っています。
本展は、毛綱毅曠没後20年を前に、図面や写真、関連資料により毛綱が建築に込めた思いや哲学を振り返ります。また、実際に毛綱建築の中で長い時間を過ごされてきた方々の言葉を通して、年月を積み重ねるなかで深められていく、毛綱建築の魅力に迫ります。
本展が、地域の文化資産としての毛綱建築のかけがえのない価値を、より多くの方々に知っていただく機会となれば幸いです。
会場住所
〒085-0017
北海道釧路市幸町4-1-5
交通案内
・JR釧路駅より 徒歩約15分 (南へ約1.2km)
・くしろバス:「十字街」「十字街7丁目」停留所下車 徒歩3~5分
・釧路空港より市内行き連絡バス 約50分→「フィッシャーマンズワーフMOO」下車 徒歩約2分
ホームページ
https://www.kushiro-artmu.jp
北海道釧路市幸町4-1-5
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