タイトル等
山口蓬春没後50年・記念館開館30周年記念特別展 -第Ⅰ期 出発-
北海道の大自然が生んだ山口蓬春 新日本画の魅力
会場
山口蓬春記念館
会期
2021-02-06~2021-04-04
前期:2月6日(土)~3月7日(日)
後期:3月9日(火)~4月4日(日)
※展示作品は、都合により一部変更することがあります。
※今後のコロナ禍の状況により、展覧会の内容が一部変更等となる場合がございますので、当館ホームページ等で最新情報をご覧ください。
休催日
毎週月曜日
開催時間
午前9時30分~午後3時30分
(入館は午後3時まで)
観覧料
一般/600円(高校生以下は無料)
団体割引/100円割引(20名以上の団体で一週間前までに予約した場合)
障がい者割引/100円割引(同伴者1名を含む)
連携館割引/100円割引
※連携館:葉山しおさい公園・博物館(大人券のみ)、神奈川県立近代美術館 葉山(企画展の一般券・学生券のみ)
※当館を何度でもご覧いただけるお得な年間入館券 1,800円 (発行月から翌年の同月末日まで有効)を発売中
主催者
山口蓬春記念館・公益財団法人 JR東海生涯学習財団
協賛・協力等
後援:神奈川県教育委員会、葉山町教育委員会
概要
令和3年(2021)5月31日は、日本画家・山口蓬春の没後50年の節目であるとともに、同年10月には、山口蓬春記念館が開館してから30周年となります。当館では、この記念すべき年を迎えるにあたり、「山口蓬春没後50年・記念館開館30周年記念特別展」を3回にわたり開催し、蓬春の生涯と画業の変遷を新たな研究成果に基づいて展観します。

日本画家・山口蓬春(1893-1971)は、明治26年(1893)に北海道松前郡にて生を受け、津軽海峡を臨む松前城二の丸跡にあった生家で育ちます。その後、父の仕事の都合で上京しましたが、感受性を育むこの時期に豊かな大自然と新しいものに挑戦する人々の姿などを間近に感じられる北海道で過ごした影響は画業を通じて生涯にわたり続いていったといえます。

昭和6年(1931)、北海道出身の在京画家を中心に北海道美術家連盟が結成されると、蓬春は会員として参加します。山形県に疎開していた昭和21年(1946)には、北海道で創刊された雑誌『北方風物』に表紙絵のほか北海道での思い出を綴った「鳥」を寄稿します。そして昭和30年(1955)、日本美術展覧会北海道展開催のため、約50年ぶりに故郷を訪れた蓬春は、この時の印象をもとに《まり藻と花》を制作しました。また、昭和38年(1963)に『朝日新聞夕刊』に掲載された「新・人国記」北海道編では、挿絵43枚を蓬春が担当しています。

蓬春は、北海道についてしばしば言及する機会もあり、自らの故郷を強く意識していたことが窺えます。常に新しさを求める「求新」の人と例えられた蓬春の新日本画創造にかけた不屈の精神とその原動力は、"道産子"としての自負に由来しているようにもみえます。

本展では、人間・山口蓬春のアイデンティティとして北海道を捉え、画業の変遷を辿りながら蓬春が追い求めた新日本画の魅力を探ります。
イベント情報
第57回葉山特別見学会
内 容 葉山町にある博物館・美術館を学芸員の解説付きでご案内いたします。
日 時 2月26日(金) 9:30~14:30
場 所 葉山しおさい博物館・山口蓬春記念館・神奈川県立近代美術館 葉山
費 用 無料
定 員 12名(応募者多数の場合は抽選)
締 切 2月15日(月)
申 込 葉書またはFAXに①住所②氏名③性別④年代⑤電話番号⑥イベント名を明記の上、お申込みください。
※【中止】

新春の呈茶会
内 容 山口春子夫人が武者小路千家流に通じていたことから山口家では茶道に親しんでいたといいます。
蓬春邸のたたずまいとともにお抹茶と季節のお菓子をお楽しみください。(1席約20分)。
日 時 3月6日(土)、7日(日)
第1席11:00~、第2席12:00~、第3席13:00~、最終席14:00~
費 用 1席600円(ただし、当日の入館料は別途必要)
定 員 各席5名
申 込 前日までにお電話にて①氏名②希望日・時間③人数を当館までご予約いただく。
協 力 葉山町茶道連盟
※【中止】

展示解説
内 容 展示の見どころを学芸員が解説します。
日 時 3月28日(日) 14:00~(約20分)
定 員 先着10名
集 合 開始時間までに入館料をお支払いの上、受付前にご集合ください。

※イベント等は中止になることがあります。最新情報は当館ホームページをご覧いただくか、お電話にてお問合せください。
展示替え情報
※会期中、一部展示替えを予定しています。
ホームページ
http://www.hoshun.jp/2021/02/5030-1.html
会場住所
〒240-0111
神奈川県三浦郡葉山町一色2320
交通案内
■電車でお越しのお客様
JR逗子駅 (横須賀線・湘南新宿ライン) → 京浜急行バス 3番乗場

新逗子駅 (京浜急行線) → 南口 2番乗場

海岸回り葉山行 (逗12)、「海岸回り福祉文化会館行 (逗11)」にて約18分
「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車 徒歩2分
※ただし、土・日・祝日等は大変混みあう可能性がありますのでご注意ください。

【ルート案内】バス降車後、逗子に戻りながら信号機付横断歩道を通り過ぎ、山口蓬春記念館の電柱広告を右折し小道を上り、看板に沿って徒歩2分で正門に到着します。

■車でお越しのお客様
逗子ICから逗葉新道、県道207号線経由で約7km
ホームページ
https://www.hoshun.jp/
神奈川県三浦郡葉山町一色2320
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