「松ヶ岡」とは、かつて掛川藩の御用商人であった山﨑家の旧宅と屋敷構えの総称です。
明治11年(1878)の明治天皇北陸東海御巡幸の際には行在所(あんざいしょ)となるなど、格式高い江戸時代末期の屋敷構えを残した住宅として歴史的・文化的価値が認められています。また、山﨑家の活躍は多方面に及び、掛川の発展への尽力はもとより様々な分野の人材を輩出しました。
本展では、「Ⅰ.松ヶ岡と山﨑家の人々」「Ⅱ.明治天皇行在所」「Ⅲ.鷹森家寄贈品」「Ⅳ.松ヶ岡の建物と庭園」など松ヶ岡ゆかりの遺品を展示します。
どうそ松ヶ岡や山﨑家の歴史を語る素晴らしい美術工芸品を通し、掛川の歴史と文化の奥深さをご堪能ください。