コレクション展Ⅰ 特集:野見山暁治の水彩・素描
1920年に福岡県嘉穂郡穂波村(現飯塚市)に生まれた洋画家 野見山暁治は、今年100歳を迎えます。
このことを祝して、今回のコレクション展は、野見山の水彩・素描を特集します。
当館が所蔵する野見山の水彩・素描には、終戦後間もない頃に描かれた自画像や筑豊の風景、フランス滞在期にベルギーで出会った炭鉱の町や生涯忘れえない光景を目にしたライ・レ・ローズのアトリエで制作された作品など野見山の画業人生を考える上で重要な作品が含まれます。
それらを中心に、斧山萬次郎、古川吉重、田淵安一、山口長男、そして駒井哲郎など人生の折々に出会った作家たちの作品も交えながら約60点の作品で野見山の足跡をたどります。