タイトル等
ボイス+パレルモ(仮)
会場
豊田市美術館
会期
2020-10-17~2020-12-27
*2021年度以降に延期
休催日
月曜
ただし11月23日[月・祝]は開館
開催時間
10:00~17:30
(入場は17:00まで)
主催者
豊田市美術館
概要
豊田市美術館開館25周年記念として、20世紀後半でもっとも重要な芸術家のひとりであるヨーゼフ・ボイスとその教え子であるブリンキー・パレルモの二人展を開催します。
ヨーゼフ・ボイス(1921-1986)は「ほんとうの資本とは人の持つ創造性である」とのモットーのもと、ひろく社会を彫刻ととらえ、美術作家の枠組みを大きく拡張し、社会全体の変革を企てました。その生誕100周年を機に開催される本展では、フェルトや脂肪といったボイスの特徴的な素材をはじめ、パフォーマンス、ドローイングやマルチプルの制作など、彼の作品の造形的な力と芸術的実践にあらためて着目します。
ボイスはデュッセルドルフの芸術アカデミーで多くの芸術家を育成したことでも知られています。ブリンキー・パレルモ(1943-1977)もそのひとりです。日本ではほとんど知られていないこの早世の作家は、60年代半ばからの短い活動期間に、きわめて独創的な作品を残しました。20世紀前半のモダニズムの造形と50-60年代の抽象的な表現の潮流を感じさせるその作品は、純粋なかたちや色を目の前の空間において、身近なものをとおして経験し、思考しようとする試みでした。ボイスはのちにパレルモを自身にもっとも近い表現者だったと評することになります。
この一見対照的な二人のドイツ人作家の作品は、しかし、芸術を生の営みへと取り戻そうと試みた点で共通していました。両者の1960-70年代の作品を中心に、「反-空間」「反-イメージ」的な造形行為の可能性を検証する本展は、社会と芸術のかかわりについてあらためて問いかけ、芸術の営為とはなにかを見つめなおす機会となるはずです。
ホームページ
https://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/beuys%2Bpalermo/?t=plan
会場住所
〒471-0034
愛知県豊田市小坂本町8-5-1
交通案内
【名古屋駅より】
地下鉄東山線 伏見駅乗り換え、地下鉄鶴舞線 豊田市行き 終点下車 名鉄名古屋本線豊橋行き「知立」乗換え、名鉄三河線猿投行き「豊田市」下車

【豊橋駅より】
名鉄名古屋本線名鉄岐阜行き又は新鵜沼行き「知立」乗り換え、名鉄三河線猿投行き「豊田市」下車

【最寄り駅より】
名鉄 豊田市駅 または 愛知環状鉄道 新豊田駅より 徒歩15分

【お車をご利用の場合】
東名高速道路 豊田市ICより 約15分
東海環状自動車道 松平ICより 約15分 豊田東ICより 約20分
ホームページ
https://www.museum.toyota.aichi.jp/
愛知県豊田市小坂本町8-5-1
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