タイトル等
縄文からの風 植竹敏展
会場
常陽藝文センター
藝文ギャラリー
会期
2020-01-29~2020-03-29
前期:2020年1月29日(水)~3月1日(日)
後期:2020年3月4日(水)~3月29日(日)
休催日
(但し毎週月曜日休館)
開催時間
AM10:00~PM5:45
観覧料
入場無料
主催者
公益財団法人 常陽藝文センター
協賛・協力等
beyond2020
概要
ごあいさつ
公益財団法人常陽藝文センターでは郷土作家展シリーズ第264回として、「縄文からの風 植竹敏展」を開催いたします。
陶芸家・植竹敏さんは、抽象的で感性重視の作品を制作しながら多くの後進を育てた故・中野晃嗣(こうじ)の、ほぼ最後の弟子にあたります。時間を自由に使う仕事をしたいという動機で入った陶芸の世界でしたが、中野の個性を尊重する指導の下、熱心に研鑽を積んでいきます。昭和59年に独立、現在は日本工芸会を中心に出品を続けています。
植竹さんは縄文時代の造形に強く惹かれるといいます。五千年以上も前に縄文人が土と火を用いてエネルギッシュな器を造形していたこと、そして今も同じ原理で陶芸が続けられているということへの驚きと共感から、火焔土器の強烈な造形に通じる文様を模索し、掻き落としと象嵌(ぞうがん)の技法に行き着きました。
赤と茶あるいは赤と青など鮮やかな二色を用いて燃え盛る炎を思わせる半円を連ねた文様は、掻き落としの技法によって表現されています。掻き落としは成形した粘土の上に化粧土を塗り、乾いてから一部を引っ掻いて模様をつける加飾方法です。掻き落とした部分は地の土の色、残した部分は化粧土の色になり、わずかな凹凸が出て、力強い色の対比が生まれます。
一方、象嵌は粘土の上を削った溝に化粧土を埋め込む方法で、表面は平らになり、明快な線描写に向いています。赤く発色する鉄化粧を施した蓋付きの筥(はこ)や五角器に施された同心円の連続が渦を巻くような文様は、循環する静なるエネルギーを感じさせます。
今展では植竹さんの日本工芸会出品作を中心に、優品21点を二期に分けて展示します。
公益財団法人常陽襲文センター
ホームページ
http://www.joyogeibun.or.jp/index.html
会場住所
〒310-0011
茨城県水戸市三の丸1-5-18 常陽郷土会館内
交通案内
水戸駅北口より徒歩8分
常磐自動車道水戸ICより約20分
北関東自動車道茨城町東ICより約18分
ホームページ
http://www.joyogeibun.or.jp/
茨城県水戸市三の丸1-5-18 常陽郷土会館内
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索