松岡美術館は、東京の実業家・松岡清次郎氏が蒐集したコレクションからなる美術館です。東洋陶磁や、日本画、そしてフランスの印象派やエコール・ド・パリなど、1,700点に及ぶ作品で知られています。本展では、その中から、モネ、ルノワール、ピカソ、シャガール、ユトリロなど、印象派からエコール・ド・パリまでの、37作家80点をご紹介します。この時代は、パリを中心に、印象派、フォーヴィスム、キュビスムなどの様々な様式が展開しました。20世紀美術に大きな影響を与えた巨匠たちの作品を通して、フランス近代絵画の流れをたどっていただきたいと思います。