タイトル等
京都国立近代美術館オープンデー2020
ひらきまつり!
会場
京都国立近代美術館
会期
2020-02-07~2020-02-09
観覧料
無料 ※2月8日「手だけが知ってる美術館」に参加される方は、「ニーノ・カルーソ展」の観覧券を事前にご準備ください。
協賛・協力等
平成31年度 文化庁 地域と協働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業
概要
寒い冬に、アツアツなイベント尽くしの3日間がやってきます!
五感を使ったワークショップに、手で触れる作品鑑賞プログラム、点字とデザインについて考えるトークセッションや、音に着目したまちあるきまで。
障害のある方もない方もいろんな感覚をつかいながら、美術館でのひと時をいっしょに過ごしませんか。
※一部のプログラムは、事前のお申し込みが必要となります。
イベント情報
[2/7]・[2/8]
ワークショップ「記憶の空間を旅しよう」
音や香り、味や手触りとともに思い出す、あなたの好きな場所はありますか?-このワークショップでは、みなさんに五感で味わうモノをご持参いただきます。フィンランドの森にあった古い小屋から齋藤さんが制作したティーセットを使って、「記憶の空間」へ旅にでるワークショップです。
日時|2月7日(金)14:00-16:00、2月8日(土)13:00-15:00
所要時間は30分程度です。グループに分かれて行いますので、集合時間は参加者に個別にお知らせします。
対象|小学生以上、どなたでも
定員|各日15名(事前申込制、希望者多数の場合は抽選)
講師|齋藤名穂(建築家・UNI DESIGN)
参加費|無料
申込|要事前申込。詳細は「イベント申し込み方法」をご覧ください。

[2/7]
トークセッション「点字でチラシをつくるとは」
「感覚をひらく」ではこれまで、視覚障害のある方にも晴眼者の方にも情報を届けるために、点字と墨字を使ったチラシデザインを試みてきました。このトークセッションでは、当事業のチラシ制作に関わられたデザイナーをお招きし、点字の入ったチラシをデザインする中で何を考えたかについて、それぞれお話をうかがいます。続いて、視覚障害のある当事者の立場からのコメントをいただきながら、点字を入れたチラシをつくることの意味を問い直します。
日時|2月7日(金)17:30-19:30
会場|京都国立近代美術館 1階講堂
定員|80名(当日16時から1階受付にて整理券配布)
参加費|無料
プログラム
第1部 話題提供 西村祐一(Rimishuna)×北原和規(UMMM)×坂田佐武郎(Neki inc.)
第2部 ディスカッション
コメンテーター|広瀬浩二郎(国立民族学博物館)、福井哲也(日本ライトハウス)

[2/8]
手だけが知ってる美術館
第3回 ニーノ・カルーソの陶芸
イタリア現代陶芸の代表作家ニーノ・カルーソ(1928-2017)の作品を、当館研究員や参加者のみなさんと対話しながら手で触れてじっくり鑑賞します。作品の質感や大きさ、制作プロセスをさわって学び、カルーソ作品の魅力を身体で感じてみませんか。視覚に障害のある方のご参加も歓迎します!
日時|2月8日(土)10:30-12:00
会場|京都国立近代美術館
対象|小学生以上、どなたでも
定員|20名(事前申込制、希望者多数の場合は抽選)
参加費|無料(ただし、「ニーノ・カルーソ展」の観覧券を事前にご準備ください)
申込|要事前申込。詳細は「イベント申し込み方法」をご覧ください。

[2/8]
齋藤名穂 講演会「五感と記憶がつくる建築・空間」
フィンランド視覚障害者協会の複合施設に制作した「目の見える人と見えない人が一緒に読む地図」(2014年)が、私がミュージアムの仕事を始めたきっかけです。そこから、フィンランドと日本で、さわる地図やさわるコレクション、建築空間をテーマにしたワークショップ、展覧会の会場構成と、様々な形でミュージアムのデザインに関わってきましたが、その根底には、他者と自分の空間認識は異なる、というさわる地図を通した発見があります。身体スケールやシークエンスを展示に組み込んでいくこと、作品と建築空間の関係性など、建築家がミュージアムでデザインする時、それはアウトプットのスケールに関係なく、持ち込める視点があると思って日々仕事をしています。それはつまり、ミュージアムでの鑑賞体験を日常空間へどうつなげていくかをデザインすることだと思うのです。 (齋藤)
日時|2月8日(土)16:00-18:00
会場|京都国立近代美術館 1階講堂
定員|80名(当日15時から1階受付にて整理券配布)
参加費|無料
講師|齋藤名穂(建築家・UNI DESIGN)

[2/9]
トーク&ワークショップ
音のズームレンズ Ontenna(オンテナ)を使って岡崎まちあるき!
流れる水、踏む小石がもつ「音の形」を感じてみよう。音を振動と光に変換して伝えてくれるOntenna(オンテナ)。日常に潜む音をひろってくれるOntennaは、まるで音のズームレンズです。開発者の本多達也さんに開発の思いを伺いながら、一緒に岡崎公園を巡ります。※手話通訳あり
日時|2月9日(日)10:00-12:00
会場|京都国立近代美術館 1階講堂ほか
対象|小学生以上、どなたでも(聴覚障害のある方の参加も歓迎します)
定員|30名(事前申込制、希望者多数の場合は抽選)
参加費|無料
講師|本多達也(Ontennaプロジェクトリーダー)
申込|要事前申込。詳細は「イベント申し込み方法」をご覧ください。

[2/9]
萌えいずる声
百瀬文《聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと》
上映・シンポジウム
わたしたちの生活は声とともにあります。会話をはじめ、映画・アニメーションや歌謡のように、声は人間の表現・意思と深い関係を築いてきました。その一方で、わたしたちはスマートフォンを手に入れ、インターネットや映像・音響技術の発達によって、ほかの声がかき消えるほどの大声が響き渡る場、強制的に声を発せられている場も身近に感じられるようになりました。そこには、声をめぐる静かな絶望も横たわっています。
このように、声はますます複層的な姿を現しています。そこで、声と身体・意思・空間のありようを新たな角度で検証することを目的に、上映とシンポジウムを開催します。
まず、ろう者(手話を主なコミュニケーション方法とする人たち)と聴者が声によって語り合う映像である、百瀬文《聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと》を上映します。つぎに、作家と3名のコメンテーターによる指定発言と討議を行います。
※手話通訳、文字通訳あり
日時|2月9日(日)13:00-17:00(開場12:30)
会場|京都国立近代美術館 1階講堂
定員|100名(当日12時から1階受付にて整理券配布)
参加費|無料
主催|京都大学大学院 人間・環境学研究科 岡田温司研究室
共催|新たな美術鑑賞プログラム創造推進事業実行委員会、京都国立近代美術館
登壇者|岡田温司(京都大学大学院教授)、木下知威(日本社会事業大学)、
黒嵜想(批評家)、百瀬文(映像作家)
※手話通訳や文字通訳が必要な方は、2月3日(月)までにお問い合わせ先へご連絡ください。

イベント申し込み方法 事前申込が必要なイベントは、こちらのフォームよりお願いします。
お申し込みフォームURL www.momak.go.jp/senses/form.html
受付期間 1月29日(水)午後5時まで
※申込者多数の場合は抽選を行います。抽選結果のご連絡は1月31日(金)までに、
お申し込みいただいた方全員にお知らせします。また、集合時間は後日ご連絡をいたします。

ウェブフォームからのお申し込みが難しい方・その他お問い合わせ先
京都国立近代美術館 教育普及室
MAIL learning@ma7.momak.go.jp TEL 075-761-4111(平日10時~17時まで) FAX 075-771-5792
ホームページ
http://www.momak.go.jp/senses/openday2020.html
会場住所
〒606-8344
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
交通案内
□JR~バスをご利用の方
■JR・近鉄京都駅前(A1のりば)から
市バス5番 岩倉行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

■JR・近鉄京都駅前(D1のりば)から
市バス100番(急行) 銀閣寺行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

□阪急電鉄・京阪電鉄~バスをご利用の方
■阪急烏丸駅・河原町駅、京阪三条駅から
市バス5番 岩倉行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

■阪急烏丸駅・河原町駅、京阪祇園四条駅から
市バス46番 平安神宮行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

□市バス他系統ご利用の方
「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車徒歩5分
「東山二条・岡崎公園口」下車 徒歩約10分

□地下鉄ご利用の方
地下鉄東西線「東山」駅下車 徒歩約10分


□お車でお越しになる方
当館には、一般のお客様にご利用いただける駐車場がございません。
近隣の有料駐車場施設のご利用をお願いいたします。

有料入館者は、駐車券を持参いただくと駐車場の割引(1台1名)が受けられます。ご来館の際、1F受付に駐車券をお持ちください。
※割引は合計より200円引きとなります。
ホームページ
https://www.momak.go.jp/
会場問合せ先
京都国立近代美術館:Tel.075-761-4111
テレホンサービス(展覧会のご案内):Tel.075-761-9900
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
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