リニューアルオープン記念展となる本展では、美術館の歩みを振り返り、未来を展望する意味から、コレクションの真髄である「京都の美術」をかつてない規模で全国から集めて紹介します。江戸後期の「京都の美術」を綺羅星のごとく輝く伊藤若沖、与謝蕪村、曾我蕭白、円山応挙などから、明治から昭和の京都画壇を盛り上げた竹内栖鳳、上村松園など、また戦後から現代にかけて日本画の伝統と革新のために活躍した小野竹喬、福田平八郎などに至るまで、250年にわたる「京都の美術」を代表する美術家を厳選。日本画と工芸を中心に、洋画、彫刻、版画、現代美術まで、総計400点を越える名作を三部構成で展示します。