タイトル等
ヨコハマトリエンナーレ2020「Afterglow―光の破片をつかまえる」
会場
横浜美術館、 プロット48
会期
2020-07-17~2020-10-11
会期変更
休催日
木曜日 *7月23日、8月13日、10月8日を除く
開催時間
10時~18時
*10月2日(金)、3日(土)、8日(木)、9日(金)、10日(土)は21時まで
*10月11日(日)は20時まで
観覧料
一般 2,000円
大学生・専門学校生 1,200円
高校生 800円
中学生以下 無料
本展のチケットは日時指定の事前予約制です。
公式ウェブサイトよりご予約のうえ、ご来場ください。
主催者
横浜市、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団、 NHK、朝日新聞社、横浜トリエンナーレ組織委員会
概要
横浜トリエンナーレは、3年に一度開催する現代アートの国際展として2001年にスタートし、まもなく20年の節目を迎えます。本展は国際的に活躍するアーティストの作品から新進のアーティストまで、広く国内外の最新の動向を紹介し、横浜から新しい価値観と新たな文化を継続的に世界へ向けて発信し、国際交流と相互理解に貢献することを目指してきました。

第7回展となるヨコハマトリエンナーレ2020「Afterglow―光の破片をつかまえる」では、インドのニューデリーを拠点とするアーティスト3名によるラクス・メディア・コレクティヴをアーティスティック・ディレクターに迎え、彼らとともに時空を超える思考の旅へと誘います。
かつてアナログテレビがあった頃、放送終了後に流れた砂嵐の中には、ビッグバンの名残である宇宙マイクロ波背景放射と呼ばれる電磁波が含まれていたといいます。 タイトルのAfterglow(残光)とは、私たちが日常生活の中で知らず知らずのうちに触れていた、宇宙誕生の瞬間に発せられた光の破片を指すものとして選ばれた言葉です。ラクス・メディア・コレクティヴは、太古の昔に発生した破壊のエネルギーが、新たな創造の糧となり、長い時間をかけてこの世界や生命を生み出してきたととらえ、現代の世界もまた、さまざまなレベルでの破壊/毒性と、回復/治癒の連続性の中で、人間の営みが行われてきたと考えています。目まぐるしく変化する世界の中で、有毒なものを排除するのではなく、共存する生き方をいかにして実現するのか。ラクス・メディア・コレクティヴと共に、アーティストや鑑賞者、そのほか様々な形で本展にかかわる人々の間でこの問いを共有し、思考を続けていくことによって「ヨコハマトリエンナーレ2020」は形作られていくことになります。

ヨコハマトリエンナーレ2020は、通常の展覧会だけでなく、2019年11月からスタートし、横浜にとどまらず広く海外でも開催する「エピソード」と呼ぶイベントの2部構成からなります。そこに、思考の出発点(ソース)を共有するための「ソースブック」と名付けた書物を加え、世界に対する認識を拡張していくことを試みます。
イベント情報
参加型アクション「エピソード06 岩井優《彗星たち》」(ヨコハマトリエンナーレ2020)
岩井優は「洗浄」をテーマに活動するアーティストです。今回「ヨコハマトリエンナーレ2020」の出品作品として、《彗星たち》と題したアクションを、オンラインを主軸に展開します。このアクションに参加してくださる方を募集します。
まず、参加者はアーティストと共にオンラインで紙袋型マスクを制作します。そのマスクを着用して、自宅周辺や好きな場所で各自清掃アクションをおこないます。それらの体験をもとに、参加者限定の動画や画像を視聴しながら話し合いをおこないます。
私たちは「汚れ」を公共のものとしてケアし続けることは可能なのでしょうか。震災後、除染作業にたずさわったアーティストと一緒に、汚れのケアについて考えてみませんか。
参加の流れ
1.申込みフォームから参加申込みをします。
2.申込み完了メールに記載されたURLからガイダンス動画を視聴します(5~10分)。
3.マスクの材料が届きます。
4.マスク制作に参加します(web会議システムZoomを利用)。
5.自宅周辺や好きな場所でマスクを着用して清掃アクションをおこない、写真を撮影します。
6.写真を送付します(5枚まで。Dropboxファイルリクエストを利用)。
7.ディスカッションに参加します(web会議システムZoomを利用)。
8.写真の一部は本プログラムのInstagram、ヨコハマトリエンナーレ2020の会場で公開されます。
※4.6.7.の参加方法は、開催日が近づいたら申込者全員にメールでお知らせします。
※4.~7.は何度でも参加できます。
※マスクの材料は1名につき1つ、1回のみ郵送します。
オンライン・マスク制作日時 2020年7月19日(日)、8月9日(日)、9月6日(日)
13時30分~15時(13時受付)
※いずれも同内容。好きな日程にご参加ください。
オンライン・ディスカッション日時 2020年7月26日(日)、8月23日(日)、9月20日(日)
13時30分~15時(13時受付)
※いずれも同内容。好きな日程にご参加ください。
アーティスト 岩井 優
定員 計100名(先着順)
参加費 無料
参加条件
・15歳以上で日本国内に居住し、日本語での日常会話が可能な方。
・活動中の記録写真を公開することにご了承いただける方。
・web会議システムZoomを利用したマスク制作、ディスカッションに参加可能な方(カメラ、マイク付きの端末が必要です。アカウントは不要です)。
・紙袋型マスクを着用してのアクションを実践してくださる方。
・以下の遵守事項に同意いただける方。
オンラインでのマスク制作やディスカッションに参加された際に画面を撮影しSNS等で公開することは、ほかの参加者のプライバシー保護の観点からお控えくださるようお願いいたします。
申込方法 申込みフォーム
※お申込み1名様につき1つのメールアドレスが必要です。
同じメールアドレスで複数名のお申込みはできませんのでご注意ください。
※受付完了メールが届かない場合は、下記までお問合せください。
申込受付期間
【第1期】
2020年6月24日(水)~7月5日(日)※定員に達し次第締切ります
7月19日(日)のマスク制作に間に合うように材料を郵送します

【第2期】
2020年7月6日(月)~7月26日(日)※定員に達し次第締切ります
8月9日(日)のマスク制作に間に合うように材料を郵送します

【第3期】
2020年7月27日(月)~8月23日(日)※定員に達し次第締切ります
9月6日(日)のマスク制作に間に合うように材料を郵送します

主催 横浜美術館、横浜トリエンナーレ組織委員会
お問合せ 横浜美術館 市民のアトリエ
TEL 045-221-0366(受付時間10時~18時)
木曜休館(7月23日、8月13日、10月8日は開館)

「中高生プログラム」開催日程変更のお知らせ
新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、「中高生プログラム」は開催日程を大幅に変更いたしました。今後も、プログラムの実施内容等につきましては、引き続き状況に鑑みつつ検討してまいります。最新の状況は、当館のウェブサイトで随時ご案内いたします。
参加者追加募集!(募集期間:7月25日~8月9日)
中学生・高校生を対象として、2020年8月から2021年2月まで全10回にわたるプログラムを開催します。プログラム前半は、ヨコハマトリエンナーレ2020を舞台に、現代美術の作品や、普段なかなか出会うことのできないアーティストや専門家との出会いを通して、美術のいろいろな魅力を体験します。そして後半は、その経験をもとに、現代アートや美術の楽しさを伝えるためのプランを自分たちで企画し、実施します。
7月25日から8月9日の期間限定で、若干名の追加募集を受け付けます。美術が好きな人、美術館に行くのが始めての人、どんな人でも大歓迎!ご参加をお待ちしています。
※プログラムの実施にあたっては、横浜市文化施設における新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインを遵守いたします。
※プログラムの一部はオンライン会議システム等を使用して実施します
※新型コロナウィルス感染拡大の状況によって日程や内容は変更となる場合があります。
日時
全10回(全回通し)
・アートを体験する編
[1] 2020年8月23日(日) 13時~16時
[2] 2020年9月6日(日) 13時~16時
[3] 2020年9月20日(日) 13時~16時
[4] 2020年10月4日(日) 13時~16時
[5] 2020年10月11日(日) 13時~16時
[6] 2020年11月8日(日) 13時~16時
・アートを伝える編
[7] 2020年11月22日(日) 13時~16時
[8] 2020年12月13日(日) 13時~16時
[9] 2021年1月17日(日) 13時~16時
[10] 2021年2月28日(日) 13時~16時
会場 横浜美術館・プロット48(みなとみらい21中央地区48街区)
対象 中学生と高校生
定員 ※7月25日~8月9日 追加募集
若干名(中学生5名、高校生3名程度を予定。要事前申込み、抽選)
参加費 全回で500円
申込注意事項
日時は変更となる場合があります。
プログラム中の様子を記録撮影いたします。記録物は、今後横浜美術館の広報媒体や報告書など(ウェブサイトを含む)や、その他の媒体に掲載することがありますので、あらかじめご了承ください。

申込方法 ※7月25日から募集開始いたします。
申込フォームよりお申込みください。
申込締切 2020年8月9日(日)

特別資料展示:「資料で振り返る横浜トリエンナーレ」【前期】
2001年から横浜を舞台に開催されてきた現代アートの国際展・横浜トリエンナーレ。今年(2020年)は7回目となる横浜トリエンナーレの開催年です。「ヨコハマトリエンナーレ2020」は、「AFTERGLOW-光の破片をつかまえる」のテーマのもと、7月17日から約3か月開催されます。第1回が開催された2001年から約20年が経過し、目まぐるしく変化する世界情勢をアートの視点から捉え直す試みが続けられています。
美術情報センターでは「資料で振り返る横浜トリエンナーレ」と題して、横浜トリエンナーレに関する様々な資料を前期・後期に分けてご紹介します。大規模な国際美術展では、展覧会カタログのほかに多種多様な印刷物が制作されます。チラシやリーフレット、マップ類といった埋もれがちな資料を保存し、後世に伝えていくことも美術情報センターの役割のひとつです。様々な資料から横浜トリエンナーレの活動を振り返ります。
会期 2020年7月17日(金)~9月2日(水)(予定)
開催時間 10時~18時
会場 横浜美術館 美術情報センター
休室日 木曜日 *7月23日、8月13日を除く
入場料 無料

オンライン・トーク「飯川雄大の思考をつかまえる」
(ヨコハマトリエンナーレ2020)
飯川雄大は、人の認識の不確かさや、社会の中で見逃されがちな事象に注目し、鑑賞者の気づきや能動的な反応を促すような作品を制作するアーティストです。
本プログラムは、web会議システム「Zoom」を利用し、アーティストと参加者をオンラインでつないで実施します。
木村絵理子(当館主任学芸員、ヨコハマトリエンナーレ2020企画統括/キュレーター)が聞き手となり、飯川氏と対話しながら、本展出品作品とこれまでの作品を紹介します。また、後半には飯川氏の作品を理解するヒントとなるようなミニ・ワークショップをおこないます。
日程 2020年8月30日(日)
時間 14時~15時30分(13時30分受付)
出演 飯川 雄大(出品作家)
聞き手 木村 絵理子(当館主任学芸員、ヨコハマトリエンナーレ2020企画統括/キュレーター)
対象 15歳以上
定員 30名(応募者多数の場合は抽選)
参加費 無料
参加条件
・web会議システムZoomを利用できる方(カメラ、マイク付きの端末が必要です。アカウントは不要です)。
・以下の遵守事項に同意いただける方。
本プログラムに参加された際に画面を撮影しSNS等で公開することは、ほかの参加者のプライバシー保護の観点からお控えくださるようお願いいたします。
・事前に「ヨコハマトリエンナーレ2020」の飯川雄大氏の作品を鑑賞していると望ましいです。
申込方法
申込みフォーム
※お申込み1名様につき1つのメールアドレスが必要です。
同じメールアドレスで複数名のお申込みはできませんのでご注意ください。
※受付完了メールが届かない場合は、下記までお問合せください。
申込締切 2020年8月18日(火)
主催 横浜美術館、横浜トリエンナーレ組織委員会
お問合せ 横浜美術館市民のアトリエ
TEL 045-221-0366(受付時間10~18時)
木曜休館(7/23、8/13、10/8は開館)
ホームページ
https://www.yokohamatriennale.jp/2020/
展覧会問合せ先
050-5541-8600(ハローダイヤル/8時~22時)
会場住所
〒220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
交通案内
1. 電車
みなとみらい線 (東急東横線直通) 「みなとみらい」駅 <3番出口>から、マークイズみなとみらい<グランドガレリア>経由 徒歩3分、または<マークイズ連絡口>(10時~)から徒歩5分。
JR (京浜東北・根岸線)・横浜市営地下鉄「桜木町」駅から<動く歩道>を利用、徒歩10分。

2. バス
桜木町駅から、市営バス156・292系統で「横浜美術館」下車。

3. 車
桜木町駅前から日本丸方面へ入る。または桜木町駅前から紅葉坂交差点を右折してMM21地区へ入り、美術館へ。
横浜駅からは高島町MM21地区入口を通って美術館へ。
いずれも3~5分 (首都高「みなとみらい出入口」も利用できます)。

4. 自転車・自動二輪車
横浜美術館には自転車・バイクの駐輪場がございません。周辺の有料駐輪場をご利用ください。
ホームページ
https://www.yaf.or.jp/yma/
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
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