タイトル等
彫刻家 堀内正和の世界展
会場
神奈川県立近代美術館 鎌倉
会期
2003-11-15~2004-02-08
休催日
月曜日(祝日の場合は開館、祝日の翌日は休館)、年末年始12/29~1/3
開催時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般 800円(700円)
20歳未満・学生 650円(550円)
65歳以上 400円
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
神奈川県立近代美術館、美術館連絡協議会、読売新聞東京本社
概要
戦後日本の抽象彫刻界を代表する作家の一人である堀内正和を紹介する展覧会を開催いたします。
堀内正和は1911(明治44)年に生まれ、東京高等工芸学校(現・千葉大学)を中退した後、番衆技塾で藤川勇造に師事しました。そのことによって、堀内の彫刻家としての出発は、具象的な性格をもつものでした。また、堀内は彫刻の造形思考について熱心に究明するとともに、戦争中、思想的な統制下においても自由主義的な生き方を貫きました。
戦後、戦争中に思索した結果を表明する数々の実験的な制作を試み、作品は抽象化し、発注芸術の方向に展開しました。同時に、人間味にあふれた発想からユーモアとエスプリに富んだ多数の興味深い作品を生みました。発表当時から反響は大きく、国内外の展覧会で受賞を重ねました。また、教育者としても優れ、1950年に京都市立美術専門学校に奉職して以来、74年まで、京都市立美術大学、同芸術大学で後進の指導にあたりました。その教えを受けた人たちからは、今日高い評価を受けている作家たちが輩出しています。
本展は初期から晩年に至る堀内の代表作とともに、その合理的な思考=知の作業と人間的な味わい=ユーモアとエスプリが不思議なかたちで融合し、それが作品をとおして実現(造形化)される、その制作の過程を示す多数のペーパー・スカルプチャーやドローイング類を展示いたします。
本展を機に、現代彫刻に関する興味を鑑賞者の多くに持っていただけることを希望すると同時に、この展覧会が、単に彫刻家としてだけではなく、人間存在のさまざまな疑問や不安などを追求する「知的遊戯者」としての堀内正和の一面を見せることになると考えております。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/
展覧会問合せ先
電話:0467-22-5000
会場住所
〒248-0005
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮境内
交通案内
■電車
JR横須賀線・江ノ島電鉄線「鎌倉駅」下車、徒歩約10分。

■車
横浜横須賀自動車道路「朝比奈インターチェンジ」から鎌倉霊園を経由して鶴岡八幡宮前へ約4km

鎌倉館、鎌倉別館には駐車場がございません (身障者用駐車スペースを除く)。公共の交通機関をご利用ください。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮境内
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索