タイトル等
令和元年度 鳥取県立博物館企画展
生誕100年 國領經郎展 ―静寂なる砂の景―
砂の世界へ。
会場
鳥取県立博物館
第1・第2特別展示室
会期
2020-01-25~2020-02-25
休催日
1月27日(月)、2月3日(月)・17日(月)
開催時間
午前9時~午後5時
(入館は閉館の30分前)
観覧料
一般/800円 (前売り・20名以上の団体/600円)
※次の方は無料…大学生以下の方、学校教育活動での引率者、70歳以上の方、障がいのある方、難病患者の方、要介護者等及びその介護者
主催者
鳥取県立博物館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛・協力等
[協賛]ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本通運、モリックスジャパン、吉備総合電設、三和商事
[特別協力]横浜美術館、國領經郎顕彰会
概要
國領經郎(こくりょう・つねろう 1919年~1999年)は、砂丘や砂浜を舞台とした情感豊かな絵画作品を数多く描いたことで知られる、日本芸術院会員で日展を中心に活躍した、戦後日本を代表する洋画家のひとりです。
「むきだしの自然」と國領が語った「砂丘」は、訪れた人々の詩的感覚や人生観を揺さぶり、孤独な瞑想の時へと導いていくような、静寂さに満ちた神秘的な場所です。そのような砂丘に強く心を惹かれた國領は、鳥取県の鳥取砂丘や山形県の庄内砂丘、静岡県の中田島砂丘や浜岡砂丘、そして晩年によく訪れた茅ヶ崎海浜など日本各地の砂丘地を取材し、砂のある茫漠とした風景とさまざまな人物、そして鳥たちを登場させる独特の作品世界を構築しました。
本展は、國領の生誕100年を記念し、あらためてその画業を見つめ直そうとするもので、國領出身地・横浜の横浜美術館と、鳥取県立博物館、酒田市美術館が所蔵する國領作品を中心に構成する回顧展です。初期から晩年までの代表作を紹介しながら、國領が表現しようとしたもの、砂のイメージに託そうとしていたものとは何かを探ります。
イベント情報
スペシャルギャラリートーク~國領經郎の思い出とともに~
生前の國領經郎に教えを受け、長く國領のそばでその仕事を見つめてきた洋画家の片岡世喜氏(1947年~)を講師に迎え、展示会場で作品を鑑賞しながら、國領の人柄やエピソード、技法的特徴や作品の魅力についてお話いただきます。
○日時:1月25日(土) 14:00~15:00 ○会場:本展展示会場(要観覧料)
○講師:片岡世喜氏(日展会員、國領經郎顕彰会会長) ○定員:なし

ギャラリートーク(本展担当学芸員による展示解説)
○日時:2月1日(土)、2月15日(土) 各日とも14:00~15:00
○会場:本展展示会場(要観覧料) ○定員:なし

スペシャルアートシアター「砂の女」
(1964年、原作・脚本:安部公房、監督:勅使河原宏、147分、DVD)
砂に翻弄される人間を独特の視点で描き、国内外で高く評価された安部公房の同名の小説を映像化したモノクロ映画作品を上映します。撮影場所は、國領經郎も頻繁に取材した静岡県の浜岡砂丘です。絵画とは異なるメディアで表現された、砂という存在に触発された芸術作品をお楽しみください。
○日時:2月8日(土) 14:00~16:30 ○会場:2階講堂(視聴無料)
○定員:250名(申込不要・先着順)

ワークショップ
「カメラをもって、鳥取砂丘を歩く~國領經郎作品の残像とともに~」
○日時:2月22日(土) 13:00 鳥取県立博物館に集合、16:00鳥取砂丘で解散
○会場:本展展示会場(要観覧料)、鳥取砂丘(自家用車、路線バス等で各自移動)
○ナビゲーター:三浦努(当館主幹学芸員) ○対象:高校生~一般 ○定員:先着15名
○申込:2月7日(金) 8:30~ 電話とFAXで受付 ※小雨決行。カメラは各自で持参してください。
ホームページ
https://www.pref.tottori.lg.jp/kokuryo100th/
会場住所
〒680-0011
鳥取県鳥取市東町2-124
交通案内
[JR鳥取駅からバスで]
砂丘・湖山・賀露方面行 「西町」下車 約400m
市内回り岩倉・中河原方面行 「わらべ館前」下車 約600m
ホームページ
https://www.pref.tottori.lg.jp/museum/
鳥取県鳥取市東町2-124
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