市川市芳澤ガーデンギャラリー開館15周年を記念して
市川ゆかりの児童文学作家
あんびるやすこ作品展を開催
おさいほう魔女のシルクと人間の女の子ナナ、召使いねこのコットンが活躍する「なんでも魔女商会」、ふたりの小学生の女の子が店長さんを務める、森の小さなお菓子屋さんが舞台の「ルルとララ」、ハーブ魔女の家と庭、そして、薬草のレシピブックを相続した人間の女の子ジャレットが主人公の「魔法の庭ものがたり」、いずれもシリーズ20巻を超えるミリオンセラーの、作品と絵の両方を手がけている、児童文学作家のあんびるやすこさん。作家生活30周年を迎えた2018年に、新作「ムーンヒルズ魔法宝石店」シリーズの刊行も始まりました。
小学生の女の子から絶大な人気を集める作品の魅力は、「魔法」や「ドレス」「お菓子作り」「ハーブ」「ジュエリー」といったテーマで繰り広げられる、華やかでかわいい物語の世界。飾り立てることなく自然に語られる、思いやりや、がんばることの大切さ。大事なことに気づく登場人物とともに、読者自身も成長していけること。―そんなたくさんの魅力にあふれた作品たちは、「なんでも魔女商会」シリーズが始まってから15年が経つ現在でも変わらずに愛され続けています。
本展では約100点の原画をはじめ、登場するキャラクターの紹介や、制作の過程がうかがえるスケッチ、あんびるさん愛用の道具などを展覧します。
かわいい「あんびるワールド」のみんなに会える展覧会に、ぜひお越しください。
期間中、オリジナルグッズを販売します。