タイトル等
展示と対話のプログラム
アートセンターをひらく 第Ⅱ期
会場
水戸芸術館現代美術ギャラリー
会期
2019-10-26~2020-01-26
休催日
月曜日、11/5(火)、年末年始〈12/27(金)-1/3(金)〉、1/14(火)
※ただし、11/4(月・振)、2020年1/13(月・祝)は開館
開催時間
9:30~18:00
※入場は17:30まで
観覧料
一般900円 前売・団体(20名以上)700円
※高校生以下、70歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
◎一年間有効フリーパス「年間パス」2,000円
◎学生とシニアのための特別割引デー「First Friday」
学生証をお持ちの方と65歳-69歳の方は毎月第1金曜日(11月1日、12月6日)100円
主催者
公益財団法人水戸市芸術振興財団
協賛・協力等
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
ブリティッシュ・カウンシル
助成:アンスティチュ・フランセパリ 本部
グレイトブリテン・ササカワ財団
芸術文化振興基金
協力:サントリーホールディングス株式会社
企画:竹久 侑(水戸芸術館現代美術センター主任学芸員)
概要
2020年に開館30周年を迎える水戸芸術館現代美術センターは、移り変わる社会の中で今アートセンターに求められる役割を探る企画「アートセンターをひらく」を2期に分けて実施しています。2019年3月から5月にかけて行った第Ⅰ期では、アートセンターを「アートが生まれる場」と捉えなおし、ギャラリーをアーティストや来場者の「創作と対話」のために活用しました。第Ⅱ期では、展覧会を軸に、対話とさまざまな活動を育む場としてギャラリーを活用します。
本展覧会では、第Ⅰ期にて1カ月の滞在制作を行った招聘アーティスト6名が地域や当館をリサーチし、市民の協力を得て制作した新作を発表します。また、第Ⅰ期から継続中の砂連尾理による対話と身体表現のワークショップ「変身」の様子を公開します。
ギャラリー内のワークショップ室には人気の「カフェ」が12月5日から出現!さまざまな人々が思い思いに過ごし、出会い、活動できる場を設けます。作品をきっかけに対話や関わりが生まれ、次へとつながりうる社会的な場としてアートセンターをひらくことで、今求められるアートセンターの役割を実践的に探ります。
イベント情報
【展覧会関連 教育プログラム】
■ 冬のこらぼ・らぼ
さまざまな人々と一緒に鑑賞することで、作品の多様な見方を探る鑑賞プログラムを行います。参加費:高校生以下500円、一般1,000円 ※展覧会入場料を含む

▼session!
全盲の白鳥建二さんをナビゲーターに、見える人と見えない人が一緒に鑑賞するツアー
日時:12/13(金)時間未定
定員:10名(要電話申込・抽選)
tel.029-227-8120(水戸芸術館現代美術センター)

▼あーとバス特別版
あーとバスガイドスタッフと子どもも大人も一緒に鑑賞するツアー
日時:12/14(土)時間未定
対象:小学生以上
定員:未定(要申込・抽選)
※あーとバスについては下記参照

▼こどもsession!
見える人と見えない人が一緒に鑑賞するツアーの小中高生版
日時:1/18(土)時間未定
対象:小学生から高校生まで
定員:5名(要電話申込・抽選) tel.029-227-8120(水戸芸術館現代美術センター)

▼美術と手話プロジェクト
聞こえない人・聞こえにくい人と聞こえる人が一緒に鑑賞するツアー
日時:1/19(日)時間未定
定員:未定(要申込・抽選)

■ウィークエンド・ギャラリートーク
市民ボランティアCACギャラリートーカーとともに展覧会を鑑賞します。
日時:11/9(土)~2020/1/26(日) 毎週土・日曜日 各日14:30~(約40分)
※ただし12/7(土)・14(土)・22(日)、1/18(土)・19(日)は除く。都合により中止になる場合がございます。

■あーとバス2019
水戸市内の小・中学生を対象に、当館が用意するバスで送迎する展覧会鑑賞ツアーを行います。
日程:12/4(水)~7(土)、13(金)
※当日はギャラリーが児童・生徒で混雑する場合がございます。あらかじめご了承ください。
※子どもたちと一緒に作品を鑑賞するガイドスタッフを募集中。詳細はお問合せください。(11月より研修開始)

【ひらくカフェ】
2004年から毎年春に行ってきた「高校生ウィーク」の無料カフェ。「アートセンターをひらく 第Ⅰ期」ではスタッフの対象を多世代に広げ、高校生からシニアまでのカフェ・スタッフが運営にあたりました。第Ⅰ期で好評だった「ひらくカフェ」を、第Ⅱ期ではワークショップ室に場所を移して、ひきつづき多世代・多目的の場としてひらきます。カフェにはアーティスト関連書籍や推薦図書、裁縫・工作のための道具を常備。お茶会や部活動などさまざまな活動を行う場にもなります。セルフサービスで利用できるコーヒーやお茶を飲みながら、思い思いにお過ごしください。カフェスタッフも随時募集。詳細は後日ホームページでご案内します。
期間:―プレオープン 11/1(金)~12/4(水)
関連プログラムや部活動の会場として利用したり、ご来館時の休憩所としてご利用いただけます。
―フルオープン:12/5(木)~1/26(日)※12/13(金)はあーとバスのためお休みします
オープン時間:火・木・金13:00~18:00、水:10:00~18:00、土・日・祝:10:00~18:00
※12/6・7・14は、あーとバスのためカフェが混雑する場合がございます。
会場:現代美術ギャラリーワークショップ室

【関連企画】
[お申込] 10/1(火)受付開始
要申込プログラムのみ、ホームページの「アートセンターをひらく第Ⅱ期」申込みフォームからご応募ください。https://www.arttowermito.or.jp/
※抽選のプログラムは、10/15〆切、10/22までに当選者にのみお知らせします。
※ホームページからのお申込みが難しい場合は電話でお問合せください。Tel.029-227-8120
[参加費]とくに記載がないものは入場料に含まれます。
[対象]とくに記載がないものは、どなたでもご応募・ご参加いただけます。

■ハロルド・オフェイによるトークパフォーマンス
滞在制作中、ジェームズ・ボールドウィンのエッセイ「Stranger In the Village」を着想源に移住者やLGBTQ当事者への取材を行ったハロルド・オフェイ。トークパフォーマンスでは、アーティストが自らの言葉や身振りで作品について語ります。[日英逐次通訳あり]
日時:10/26(土) 13:30~15:00
会場:現代美術ギャラリー第4室
定員:30名(申込不要・先着順) ※整理券を当日11:30から配布します。

■レッツ校正!作品解説
鑑賞の手助けのために書かれる学芸員による作品解説。難しくてわかりにくかったことはありませんか?本展のために用意された解説文を、高校生の意見を聴きながら学芸員が書き直します。協力してくれる高校生ボランティアを募集!
日時:11/1(金)、8(金) 16:00~17:00
会場:現代美術ギャラリーワークショップ室
対象:高校生
定員:各日6名まで(要申込・先着順)

■ 砂連尾理「変身」ワークショップ
砂連尾理と参加者が「変身」をテーマに障害や老いなどについて語り合い、その対話を身体表現へと転換するワークショップを紹介します。第Ⅰ期から行われているワークショップの記録映像を展示するとともに、以下の日程でワークショップを公開して行います。
日時:11/9(土)・23(土)、12/7(土)・21(土)
1/10(金)・1/11(土)・12(日)時間未定
◎最終発表 1/13(月・祝) 時間未定
会場: 現代美術ギャラリー第7室
※公開ワークショップ実施中は、第7室の展示内容が変わります。

■ 午後のお茶会
お茶やお菓子を楽しみながら、本展で展示されている作品が示すさまざまな事柄について、作家やゲストを交え語り合う場を設けます。会場は現代美術ギャラリー ワークショップ室です。

▼呉夏枝との茶話会
第Ⅰ期で「日系国際結婚親睦会ニュースレター」の朗読会を行った呉さん。お茶会では、朗読会の参加者や会場から寄せられた「お便り」をもとに、作品にまつわる「記憶」や「語り」について掘り下げます。
日時:10/27(日) 14:00~16:00
定員:15名(要申込・先着順)

▼末永史尚とタングラム・ペインティングを配置する
空間に合わせて組み換え可能な可変する絵画作品「タングラム・ペインティング」。あーとバスのガイドスタッフとアーティストと一緒に対話しながら作品の配置を考えます。
日時:11/24(日) 14:00~16:00
定員:10名程度(要申込・先着順)

▼あなたにとっての「変身」とは?
障害や母親になったことなど各自の経験をもとに参加者同士で対話し身体表現を行ってきた「変身」ワークショップ。ここでもう一度門戸を広くひらいて、『目の見えない人は世界をどう見ているのか』の著者伊藤亜紗さんとともに新たな視点から対話しましょう。
日時:12/8(日) 14:00~16:00
ゲスト:砂連尾理、伊藤亜紗(美学者)
定員:20名程度(申込不要・先着順)

▼韓国文学読書会『すべての、白いものたちの』
韓国にルーツをもつ呉夏枝さんの作品を鑑賞し、文学の視点を交えて語り合う読書会。『すべての、白いものたちの』(ハン・ガン、河出書房新社)を取り上げ、翻訳家の斎藤真理子さんと作品の感想や本を読んで考えたことについて語り合いましょう。
日時:12/15(日) 14:00~16:00
ゲスト:斎藤真理子(翻訳家)
定員:15名(要申込・先着順)

▼それでどうする?アートセンター(仮)
第Ⅰ期からさまざまなかたちでアートセンターの役割をめぐる対話を行ってきました。第Ⅱ期の終盤にこれまでの話を振り返りながら、次なるアートセンター像をともに描きましょう。
日時:1/25(土) 14:00~16:30
定員:20名程度(申込不要・先着順)
ホームページ
https://www.arttowermito.or.jp/gallery/lineup/article_5050.html
会場住所
〒310-0063
茨城県水戸市五軒町1-6-8
交通案内
JR 及び 路線バス
上野駅(※)から 水戸駅まで、常磐線特急『ひたち』『ときわ』及び各駅停車が約30分毎に運行しています。乗車時間は特急で約65~80分、各駅停車で約130分です。

水戸駅からは、バスをご利用になると便利です。「北口バスターミナル4~7番のりば」から乗車し、「泉町1丁目」下車。乗車時間は約10分です。降車後バスの進行方向に進み、すぐの交差点で大通り(国道50号)を渡り、そのまま路地を直進してください。徒歩2分ほどで到着します。

※2015年3月のダイヤ改正により、幾つかの時間帯において常磐線の運行が延長され、品川駅発着(東京駅経由)の便が追加されています。


お車
常磐自動車道 水戸ICより 国道50号線を水戸市街地方面へ 約20分。

水戸ICを下りた道路が国道50号線です。そのまま市街地方面にお進みください。
しばらく進みますと、バイパスと本道と分かれていますが、そのまま下の道路(本道)をお進みください。道なりに15分ほどで水戸の市街地に入ります。
市街地の中の交差点、「南町3丁目」で左折をしてください。(左手にみずほ銀行がございます。) そこから「2つ目の信号」でまた左折をしてください。
そこから信号ひとつ過ぎたところで芸術館の地下駐車場のマークが見えてまいります。


高速バス
東京駅 八重洲南口バスターミナルのりばから 「常磐高速バス(赤塚又は茨大ルート) 水戸駅行き」で約100分、泉町1丁目下車、徒歩2分。
ホームページ
https://www.arttowermito.or.jp/
茨城県水戸市五軒町1-6-8
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