タイトル等
サム・フランシス展
出光コレクションによる
会場
大分市美術館
会期
2003-09-13~2003-10-26
休催日
月曜日(祝日の場合はその翌日)
開催時間
10:00~18:00(入館は17:30まで)
観覧料
一般 800円(600円)
高・大学生 600円(400円)
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
大分市立美術館、読売新聞西部本社
概要
サム・フランシス(1923年-1994)は、20世紀後半を華やかに彩ったアメリカ抽象表現主義の作家です。カリフォルニアに生まれ、第二次世界大戦中は空軍にパイロットとして応召しますが飛行訓練中に墜落。長期の療養生活のなか21歳で絵を描き始めます。退院後、美術と美術史を修めたサム・フランシスは、パリに渡り、大きな画面を無数の筆致が覆うモノクローム作品を発表、一躍評価を得ます。アメリカ抽象表現主義の作家としてヨーロッパでの鮮烈なデビュー以降、パリ、ニューヨーク、ベルンや東京など世界各地にスタジオを持ち制作を続けた彼の画風は、まるでそれぞれの異なった風土に影響されるように飛躍的に変化していきました。初期に色の斑点で埋め尽くされていた画面は、絵の具の間からわずかにのぞいていたカンヴァスの白い余城が助序に画面を拡大し、やがて広々とした白地のなか、いくつかの色斑の集合が点在する後期のスタイルへと移行します。それはあたかも大海に散らばる群島を上空から見下ろした風景とも似て、一つ一つの筆触に感じられる色彩の振動が、水面にきらめく光を思わせる微小な動きや、さらには地殻変動のような重たくゆっくりとした運動を画面にもたらしています。
本展の出品作は、200点以上のサム・フランシス作品を所蔵する出光美術館のコレクションから、幅8メートルに及ぶ巨大作品や、これまで展示される機会のなかった秘蔵作品を含む約60展を紹介し、初期から晩年まで50年に渡る作品制作を展観する回顧展です。
ホームページ
http://www.city.oita.oita.jp/www/genre/0000000000000/1000000003006/index.html
展覧会問合せ先
大分市美術館 Tel.097-554-5800
会場住所
〒870-0835
大分県大分市大字上野865 (大分市上野丘公園内)
交通案内
◎JR大分駅からのアクセス
○バス
= 上野の森口(南口)から [大分市美術館]行、約6分
○タクシー
= 上野の森口(南口)から 約5分

◎高速道路からのアクセス
○大分自動車道 / 大分ICから 約10分
ホームページ
https://www.city.oita.oita.jp/bunkasports/bunka/bijutsukan/index.html
大分県大分市大字上野865 (大分市上野丘公園内)
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