タイトル等
秋の訪れ
会場
鎌倉大谷記念美術館
会期
2003-09-09~2003-11-03
休催日
日・月曜日(祝日は開館。月曜日が祝日の場合は開館、翌日火曜日が休館)
開催時間
10:00~16:00
観覧料
大人 700円
大高生 500円
小中生300円
概要
本展は、20世紀初頭にフランスで活躍したフォーヴィスムの代表的な画家、モーリス・ド・ヴラマンクを中心に東西の名画から秋の訪れを感じさせる作品を展示致します。ヴラマンク初期の「赤い屋根のある風景」は、セザンヌに強く影響されていた頃の作品で、長閑な田舎家がセザンヌ風にデフォルメされています。円熟期の「秋の風景」では、刈り入れの済んだ積み藁に濃厚な色を使い、力強くダイナミックに描かれており、彼独自の自然観を感じる事ができます。また、彼は円熟期に数多くの静物画を描きました。その代表作ともいえる「錫の酒つぼのある静物」はテーブルの上のワインと酒つぼ、秋の果実を描き、グルメであった彼の一面をも窺わせる作品です。ヴラマンクとシャトゥーで共同アトリエを持ち、フォーヴィスムの誕生に重要な役割を果たしたドラン「静物」、「花」を御覧頂きます。神秘的な光を湛えたルドン「花瓶の花」、「サンジョルジュの風車小屋」をご覧頂きます。日本画は、初秋を感じさせる大観「秋色」を展示致します。靄の中に浮かんだ秋草と二羽の紋黄蝶を大観には珍しく繊細な画風で描いた名品です。下弦の月に秋草を清明かつ艶麗に表現した青邨「秋草」、玉堂が終の棲家とした奥多摩の御岳にて描き、玉堂自身が賛を書き添えた「雨戸くる画賛」等をご覧頂きます。また、深まりゆく秋を感じさせる平八郎の「紅葉に小鳥」、杉山寧「枝柿」等、秋の風情溢れる名品を展示致します。
ホームページ
http://www.komam.co.jp*公開は終了しています
会場住所
〒248-0017
神奈川県鎌倉市佐助1-1-20
交通案内
JR横須賀線・江ノ島電鉄鎌倉駅西口より徒歩10分
神奈川県鎌倉市佐助1-1-20
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