タイトル等
江戸の納涼
江戸開府400年記念特集陳列シリーズ「幕府と町人」
会場
東京国立博物館
会期
2003-08-12~2003-09-21
休催日
月曜日(祝日または振替休日にあたる場合は翌日)
開催時間
9:30 ~ 17:00(入館は16:30まで)
※4月~9月末まで(平成15年度は12月末まで)の特別展開催中に限り毎週金曜日は20:00まで開館 (入館は19:30まで)
観覧料
大人 420円(210円)円
大学生 130円(70円)
※( ) 内は20名以上の団体料金
※小・中・高校生および満65歳以上、障害者とその介護者各1名の方は無料
概要
炎暑の候に暑さを避けるため、古くから人々は樹木の陰や水辺に涼を求めました。江戸時代半ば頃、京都の四条河原では、賀茂川の流れの上に川床を設けて歌舞を楽しんでいます。江戸は旧暦5月28日から3ヶ月間が納涼の季節でした。墨田川では、旦那衆などは屋形船で浄瑠璃を聞きながら、庶民は橋のたもとで川風に涼をもとめました。付近の茶店、見世物小屋、寄席が繁盛したそうです。「花の両国涼賑ひ」には、船で繰り出した人々や、水中で龍を操る若い衆などの表情が生き生きと描かれています。船遊びを楽しんでいる様子は「両岸一覧」にもみえます。両国の花火は、享保年間(1716~36)頃、全国的な凶作と江戸の疫病流行のため、幕府が慰霊と悪疫退散をかねて催した水神祭で、献上された花火の打ち上げが最初と伝えられています。「花火之図」では、奇想天外な仕掛け花火の図案が印象的です。また、夏の風物詩でもある金魚に関して、「金魚養艸」に澄んだ水の作り方などが記されています。浴衣姿に欠かせない団扇は、図柄の見本帳によって注文生産する方式でした。その見本帳が「団扇新形」です。「子供水遊合戦」や、誰もが肝を冷やしたことのある怪談話を集めた「怪談藻塩草」にもご注目ください。
ホームページ
http://www.tnm.jp/
展覧会問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒110-8712
東京都台東区上野公園13-9
交通案内
■公共交通機関でお越しの方

JR上野駅公園口、または鶯谷駅南口下車 徒歩10分
東京メトロ 銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅下車 徒歩15分
京成電鉄 京成上野駅下車 徒歩15分
台東区循環バス「東西めぐりん」で上野駅・上野公園バス停から乗車し、1つ目のバス停が東京国立博物館前(2分)。

(!) 展示をご覧になる方は正門からご入館ください。


■お車でお越しの方

首都高速道路 上野線 上野出口 5分

(!) 東京国立博物館には駐車場はありません。

車椅子でのご来館の場合は当館総務課までご相談ください。一般の方は駅周辺の駐車場をご利用ください。
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会場問合せ先
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
東京都台東区上野公園13-9
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