タイトル等
1941→1945
川上澄生 戦時下の創作
―モノ言ヘバ唇寒シ春風モ―
会場
鹿沼市立川上澄生美術館
2階展示室
会期
2019-07-20~2019-09-29
休催日
月曜日(8月12日、9月16日、9月23日は開館)、8月13日[火]、9月17日[火]、9月24日[火]
開催時間
9:00~17:00
(最終入館16:30)
観覧料
一般300円(200円)、高校・大学生200円(100円)、小・中学生100円(50円)
※( )内は20名以上の団体料金、東武沿線美術館連携事業割引料金、M割料金
※毎週土曜日は小・中学生無料
※毎月第3日曜日は鹿沼市内の中学生以下の子どもと同伴のご家族は無料
※障がい者手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料
※9月1日[日]は洋燈忌(川上澄生の命日)のため無料

M割(ミュージアム割引)でまた行こう!
川上澄生美術館では、栃木県博物館協会の共通割引制度(M割)に参加しています。参加館の有料入館券(M割印押印あり)を持って、入館日から6か月以内にM割参加館に入館すると、料金割引を受けられます。
※料金割引内容は参加館によって異なります。

東武沿線美術館連携事業
~美術館をお得に楽しもう!~
下記の栃木県内東武沿線の美術館で使用した入館券を、美術館受付にご提示いただくと割引になります。ただし、同一館での使用は対象外となります。
※料金割引内容は参加館によって異なります。

協力館(五十音順)
・足利市美術館、草雲美術館
・鹿沼市立川上澄生美術館
・小杉放菴記念日光美術館
・佐野市立吉澤記念美術館
・とちぎ蔵の街美術館
概要
一九三〇年代、日本は満州事変を機にいわゆる「十五年戦争」へと突入します。その後、日中戦争、太平洋戦争と戦火が拡大していくなかで、川上澄生の周辺では弟二人が出征し、さらに勤務する中学校では同僚の教員や卒業生の出征と戦死の報せが相次ぎ、川上は「不安を紛らわす為に木版を彫ったが、何時もと違って没頭出来ない」と吐露するような日々を送っていました。
戦中の一九四二(昭和一七)年三月、川上は二十年間続けた教員の職を辞し、「恩給をもとにして自分の絵を売って生活しよう」と覚悟を決めます。作品を作るための物資が不足するなか、中学校時代の仲間や唯一無二の親友塚田泰三郎、日本民藝協会の柳宗悦、新潟県柏崎黒船館の吉田正太郎、そしてアオイ書房の志茂太郎の存在が大きな支えとなりました。そして『南蠻船記』、『安土の信長』、『御朱印船』、『横濱懐古』、『しんでれら出世繪話』などの珠玉の私刊本を制作し、さらに一九四四(昭和一九)年には豪華本『時計』が完成します。それらの作品は戦争という社会の情勢からは一定の距離を置き、敵機が自宅の上を飛ぶような状況のもとでも、自らの「驚異と好奇心」の精神性を守り続けたことによって生まれたものです。
本展は、戦時下の川上の創作活動や、彼を取り巻く人々の動向を追うことで、この激しい時勢と一作家がどのように対峙したのかを紹介するものです。
イベント情報
■館長による作品鑑賞会(申込不要)
館長のトークとともに展覧会をご覧いただけます。
※企画展チケットが必要です。
日時:7月20日[土] 午後2時~2時30分
会場:2階展示室

■学芸員によるギャラリー・トーク
※企画展チケットが必要です。
日時:8月17日[土]・9月14日[土] 午後2時~2時30分
会場:2階展示室
ホームページ
https://kawakamisumio-bijutsukan.jp/publics/index/136/#page-content
会場住所
〒322-0031
栃木県鹿沼市睦町287-14
交通案内
●JR日光線 鹿沼駅から 徒歩20分
●東武日光線 新鹿沼駅から 徒歩30分
●東北自動車道 鹿沼I.C.から 約6km
ホームページ
https://kawakamisumio-bijutsukan.jp/
栃木県鹿沼市睦町287-14
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