タイトル等
夭折の音楽家 貴志康一の世界
会場
芦屋市立美術博物館
会期
2003-09-06~2003-11-24
休催日
月曜日(月曜日が休日の場合は開館、翌日火曜日休館)
開催時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般 800円(640円)
高・大学生 600円(480円)
中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
芦屋市立美術博物館、(財)芦屋市文化振興財団、神戸新聞社、(財)神戸新聞文化財団、アートプラネット実行委員会
概要
明治末期から昭和初期にかけて芦屋を中心とする阪神間は、「健康地」というキャッチフレーズのもと、大阪商人たちの別荘地として発展し、文化的に豊か な生活が営まれていました。大阪生まれの貴志康一[1909(明治42)~1937(昭和12)年]が、芦屋浜にあった貴志家の別邸へ移り住んだのは1918(大正7)年のこと でした。ここでヴァイオリンを学びはじめた貴志は、やがてロシア人ヴァイオリニストにその才能を見出され、旧制甲南高等学校を2年で中退してジュネーブ 国立音楽院へ留学します。同校で優秀な成績をおさめヴァイオリニストとしてデビューを果した後、二度目の渡欧時に作曲をパウル・ヒンデミット、指揮法を ヴィルヘルム・フルトヴェングラーに師事、1934(昭和9)年にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して、自作の交響組曲「日本スケッチ」、交響曲「仏陀」などを初演しました。帰国後日本でも新交響楽団(現NHK交響楽団)を指揮し、ピアニストのヴィルヘルム・ケンプと共演するなど若手音楽家として大いに話題を呼びました。惜しくも28歳の若さで他界した貴志ですが、残された作品とその生涯が近年再び関心を集め、再評価の動きが進んでいます。
本展では、CD化された貴志の楽曲と自筆の楽譜によって音楽家・貴志の活動を振り返るとともに、日常を記録した当時の写真、中山岩太撮影によるポート レート、自宅の窓を飾っていたステンドグラスなどを通して、芦屋での生活の一端を紹介します。
ホームページ
http://www.ashiya-web.or.jp/museum/
展覧会問合せ先
tel 0797-38-5432
会場住所
〒659-0052
兵庫県芦屋市伊勢町12-25
交通案内
◆電車の場合
1: 阪神芦屋駅から 徒歩約15分

2: 阪神芦屋駅・JR芦屋駅・阪急芦屋川駅から
阪急バス「新浜町行き」または「芦屋市総合公園前行き」(31・32・35・36・131系統)乗車、「緑町 (美術博物館前)」停留所下車
(バスのりば)
・阪神 芦屋駅―南側2番のりば
・JR 芦屋駅―北側5番のりば
・阪急 芦屋川駅―南側5番のりば
ホームページ
https://ashiya-museum.jp/
兵庫県芦屋市伊勢町12-25
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索